「夢は叶ったらお終い」

とか

「叶っちまうもんは夢じゃない」

なんて突っ張ってきた。


「みんなで夢を見ようぜ!」

とか

「キミの夢は叶うぜ!」

なんてキラキラした前向きな歌が苦手だった。


若者が夢を見るなんて当たり前だと思っとったもんでね。

でも現実はそうでもないらしい。

最近はアホみたいな夢を見る若者が少なくなったと感じる。


バンドマンなんか社会の底辺かもしれんけど、人前で唄をうたうなんて狂った仕事をバカボンのパパと同い年になってもやれとることは誇りに思いたい。

人生80年とすると、人生の半分以上アホなまま自由に生きてこれたんだもんな。


でも人生はまだ半分もある。

今から何度でもアホみたいな夢をみたい。

オッさんになった今だからこそ、「夢を見てもいいんよ。」って唄をうたいたい。


盟友である堤晋一主催の「音結日~おむすび」に急遽出演することになって、

ふと“ユメ”という言葉を叫びまくる唄を作りたくなった。

昔から“ユメ”という言葉の響きが好きだったけど、

夢と挑戦が同じ意味ってことが最近になって身に染みたもんでね。


昨日の朝、19の時に生まれて初めて作ったあの唄とほぼ同じコード進行で新しい唄が生まれた。

ある意味19のワシへのアンサーソング。




「You May Dream」

もう一度いちから始めればいいさ
自分が居ればゼロじゃないだろ
触らんければ傷つかんけれど
本当にそれでいいのかい?

ゆめユメ夢
ゆめユメ夢
ゆめユメ夢YUME

You May Dream

寄り道は出来るけど逆戻りは出来ない
誰も知らず知らずゴールへ近づく
あと数十年の短い旅ならば
君と好きな景色を見たい


You May Dream

何度でもアホな夢を見ればいいさ
死んじゃう時まで生きるしかねえなら
動かんければ今は壊れんけれど
いつかは壊れるんだから


You May Dream




「音結日~おむすび」最高だった。



最高すぎて堤もワシも酔っぱらって歌詞を忘れたもんで別の曲を(笑)


朝出来たばっかの「You May Dream」も初披露したんけど、動画が撮れとらんかったもんで今日マンモス君を抱いて唄い直した。



還暦を超えてもなお、新しい事に挑戦し続けるナベさんが誕生日プレゼントに作ってくれたマンモス君は音も手触りもイナタくて嬉しくなる。