今日で震災から23ヶ月。
あと1ヶ月で丸2年が経とうとしとる今、改めて被災地での音楽活動について考えてみたい。
春になればまた東北各地で様々な復興祭が催される。
もちろん今年も自分の唄を必要としてくれる場所ならどこだって喜んで参加させてもらうつもりだ。
でも、時が経つにつれて、被災地で音楽をやる意味というか意義は変わってきとると思う。
まわりの誰よりも早い時期から150回以上音楽を届けさせてもらって来た経験から言わせてもらうと、ただ音楽を届ければ誰かに喜んでもらえるという段階はもうとっくに終わったと思っとる。
ましてや、“自分の音楽”を聞いてもらうために行く、だなんて、おこがましいとすら感じとる。
ワシは自分の音楽をやるために現地に行きたい訳じゃない。
自分が現地に行って唄う事で祭が盛り上がるんなら喜んでどこでも行かせてもらうし、単純に仲間に会いたいから行きたいと思うんよ。
しっとりと自分の唄を何曲も続けて歌い上げるより、お祭り番長として全力で騒いで祭の盛り上げ役に徹する事こそが、ワシの役目だと思っとる。
あえて極論を言えば、もはや音楽を聞いてもらうだけの活動にそれ程の意味はない。
今はもう、音楽は“継続的に一緒に”楽しめなければ本来の力を発揮出来んコンテンツだと思っとる。
だから、初めての人でも一緒に音楽を楽しめるウクレレをメインとしたウクレレ大使の活動を続けさせてもらっとるんよね。
誤解を恐れずに言っちゃうと、飽き性で有名な判治大介としてはもうとっくにウクレレという楽器に対する新たな興味はないのかも。
もともと楽器そのものにこだわるタイプのミュージシャンじゃないもんで、ウクレレ奏法を極めたいとか、楽器としてのウクレレの可能性を拡げたいだなんてことも思っとらん。
ただ、ウクレレ１本あれば自分の唄を楽しく表現できるから、どこに行くにもウクレレを連れて行っとるだけ。
ミュージシャン判治大介個人にとってウクレレとは、自分の仕事に使える最もコンパクトな道具にすぎない。
でも、何でこんだけウクレレを愛し、精力的にウクレレ大使の活動を続けとるのか？
それはコミュニケーションツールとしてのウクレレの力に魅了されとるから。
自分の唄をうたうだけなら別にウクレレじゃなくたっていい。
ギターの方が表現力は高いはずだし、音量もデカいからワシの爆声とのバランスも取りやすい。
でも音楽を本格的にやった事がない人とその場でいきなり一緒に音楽を楽しむならウクレレが一番。
ほぼ誰でも一瞬でCのコードを押さえてカエルの歌ぐらいは弾き語り出来るようになるし、30分もあればC、F、G７、Amぐらい弾けちゃうのがウクレレ。
つまり初心者でも30分でワシの代表曲「人生大丈夫ンブンブン」を弾き語り出来るようになるってこと。
しかも、気軽に楽器をプレゼント出来て、その後も継続的に音楽を楽しんでもらえる楽器がウクレレ。
今月で20回目を数えるレレチャリも、他の楽器じゃ成り立たんかったと思う。
毎月、多くのウクレレ仲間がコンスタントに集まってくれるチャリティーイベントだけど、これがもしギターだったら楽器だけで会場が埋まっちゃう（笑）
こんなに小さいくせに、音楽がしっかり出来るってすげー魅力的な楽器だと思う。
思わずウクレレの魅力を長々と熱く語っちゃったけど、最後に少しだけ話を戻す。
地元の人間じゃない人が被災地で音楽イベントを開催するのは本当に難しいと思う。
良かれと思って音楽イベントを企画したとしても、人に集まってもらうためにはどうしたって地元の人に多くの負担をかけちゃうのも事実だし、下手すれば単なる自己満足に終わっちゃうだけになるかもしれん。
だもんでワシは自分で大きな音楽イベントを主催する事にはあまり積極的じゃない。
もちろん今後も東北の仲間と一緒にBBQライブを企画したり、東北でもレレチャリを開催したいとは思っとるけど、やるからには個人的にとことん付き合える仲間と気合いバッチしでやらせてもらう。
いろんな立場の人間が居るから、大人数で一致団結するのは難しい。
だで無闇に手を広げずに自分の身の丈にあった活動を長く続けて行く事が大事だと思う。
誰のための活動なのか？
そこだけ間違えずに、自分がココロから楽しめとればまず大丈夫なんけどね。
先月、福島の保育園でウクレレコンサートをやらせてもらった時の映像。
子供達や先生と一緒に唄えて盛り上がれる曲を中心に選曲してみた。
子供に大人気のアンパンマンなんか２回やっちゃったり（笑）
保育園の先生がウクレレ弾けるようになればピアノがある部屋以外でも子供達と音楽を楽しめるようになっていいと思うんよな。
だもんで今回もレレチャリを通して用意したウクレレをプレゼントさせてもらったよ。
今月のレレチャリは西麻布 味音azitoでやるもんで遊びに来てねん。
※今月のレレチャリ詳細
『レレチャリvol.20@味音azito～被災地にウクレレを！』
日時：2月26日（火）19時～
チャージ：2000円（飲食代はキャッシュオン）
会場：西麻布 味音azito
http://www.facebook.com/azito2012
その前に今夜は下北沢CLUB Queでハンサム兄弟！
20時前ぐらいからだよ。
あと1ヶ月で丸2年が経とうとしとる今、改めて被災地での音楽活動について考えてみたい。
春になればまた東北各地で様々な復興祭が催される。
もちろん今年も自分の唄を必要としてくれる場所ならどこだって喜んで参加させてもらうつもりだ。
でも、時が経つにつれて、被災地で音楽をやる意味というか意義は変わってきとると思う。
まわりの誰よりも早い時期から150回以上音楽を届けさせてもらって来た経験から言わせてもらうと、ただ音楽を届ければ誰かに喜んでもらえるという段階はもうとっくに終わったと思っとる。
ましてや、“自分の音楽”を聞いてもらうために行く、だなんて、おこがましいとすら感じとる。
ワシは自分の音楽をやるために現地に行きたい訳じゃない。
自分が現地に行って唄う事で祭が盛り上がるんなら喜んでどこでも行かせてもらうし、単純に仲間に会いたいから行きたいと思うんよ。
しっとりと自分の唄を何曲も続けて歌い上げるより、お祭り番長として全力で騒いで祭の盛り上げ役に徹する事こそが、ワシの役目だと思っとる。
あえて極論を言えば、もはや音楽を聞いてもらうだけの活動にそれ程の意味はない。
今はもう、音楽は“継続的に一緒に”楽しめなければ本来の力を発揮出来んコンテンツだと思っとる。
だから、初めての人でも一緒に音楽を楽しめるウクレレをメインとしたウクレレ大使の活動を続けさせてもらっとるんよね。
誤解を恐れずに言っちゃうと、飽き性で有名な判治大介としてはもうとっくにウクレレという楽器に対する新たな興味はないのかも。
もともと楽器そのものにこだわるタイプのミュージシャンじゃないもんで、ウクレレ奏法を極めたいとか、楽器としてのウクレレの可能性を拡げたいだなんてことも思っとらん。
ただ、ウクレレ１本あれば自分の唄を楽しく表現できるから、どこに行くにもウクレレを連れて行っとるだけ。
ミュージシャン判治大介個人にとってウクレレとは、自分の仕事に使える最もコンパクトな道具にすぎない。
でも、何でこんだけウクレレを愛し、精力的にウクレレ大使の活動を続けとるのか？
それはコミュニケーションツールとしてのウクレレの力に魅了されとるから。
自分の唄をうたうだけなら別にウクレレじゃなくたっていい。
ギターの方が表現力は高いはずだし、音量もデカいからワシの爆声とのバランスも取りやすい。
でも音楽を本格的にやった事がない人とその場でいきなり一緒に音楽を楽しむならウクレレが一番。
ほぼ誰でも一瞬でCのコードを押さえてカエルの歌ぐらいは弾き語り出来るようになるし、30分もあればC、F、G７、Amぐらい弾けちゃうのがウクレレ。
つまり初心者でも30分でワシの代表曲「人生大丈夫ンブンブン」を弾き語り出来るようになるってこと。
しかも、気軽に楽器をプレゼント出来て、その後も継続的に音楽を楽しんでもらえる楽器がウクレレ。
今月で20回目を数えるレレチャリも、他の楽器じゃ成り立たんかったと思う。
毎月、多くのウクレレ仲間がコンスタントに集まってくれるチャリティーイベントだけど、これがもしギターだったら楽器だけで会場が埋まっちゃう（笑）
こんなに小さいくせに、音楽がしっかり出来るってすげー魅力的な楽器だと思う。
思わずウクレレの魅力を長々と熱く語っちゃったけど、最後に少しだけ話を戻す。
地元の人間じゃない人が被災地で音楽イベントを開催するのは本当に難しいと思う。
良かれと思って音楽イベントを企画したとしても、人に集まってもらうためにはどうしたって地元の人に多くの負担をかけちゃうのも事実だし、下手すれば単なる自己満足に終わっちゃうだけになるかもしれん。
だもんでワシは自分で大きな音楽イベントを主催する事にはあまり積極的じゃない。
もちろん今後も東北の仲間と一緒にBBQライブを企画したり、東北でもレレチャリを開催したいとは思っとるけど、やるからには個人的にとことん付き合える仲間と気合いバッチしでやらせてもらう。
いろんな立場の人間が居るから、大人数で一致団結するのは難しい。
だで無闇に手を広げずに自分の身の丈にあった活動を長く続けて行く事が大事だと思う。
誰のための活動なのか？
そこだけ間違えずに、自分がココロから楽しめとればまず大丈夫なんけどね。
先月、福島の保育園でウクレレコンサートをやらせてもらった時の映像。
子供達や先生と一緒に唄えて盛り上がれる曲を中心に選曲してみた。
子供に大人気のアンパンマンなんか２回やっちゃったり（笑）
保育園の先生がウクレレ弾けるようになればピアノがある部屋以外でも子供達と音楽を楽しめるようになっていいと思うんよな。
だもんで今回もレレチャリを通して用意したウクレレをプレゼントさせてもらったよ。
今月のレレチャリは西麻布 味音azitoでやるもんで遊びに来てねん。
※今月のレレチャリ詳細
『レレチャリvol.20@味音azito～被災地にウクレレを！』
日時：2月26日（火）19時～
チャージ：2000円（飲食代はキャッシュオン）
会場：西麻布 味音azito
http://www.facebook.com/azito2012
その前に今夜は下北沢CLUB Queでハンサム兄弟！
20時前ぐらいからだよ。