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こないだ湘南海岸でアロハー!した時に連れてった相棒は
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18年前にギターと間違って買ったFamous FU-120という国産のウクレレ。
これがワシとウクレレというか楽器との出会い。
高校まで一度もバンドをやったことがなかったワシが上京して最初の正月明けに急にバンドを始めようと思ってお茶の水にギターを買いに行ったんよ。
そこで出会ったのがGibson J-200という今でも弾いとるハイエンドなギター。
4万5千円だと思ってレジでお金を払う時に45万円だと知ってビックリしたんよ。
ギターが45万?ふざけんな!って逆切れして店を飛び出した(笑)
失意の中、店を出て駅までの道にあった他の楽器屋さんで小さいギターだと思って買ったのがこのウクレレ。
バンドをやっとる友達に喜び勇んで自慢しにいったら、これギターじゃねーぞ!ってまたビックリ。
ギターとウクレレの違いも知らんかった二十歳のワシ。
周りにウクレレを弾ける人間なんか一人も居らんかったし、やっぱロックに憧れとったもんでほとんど弾かずに数年放置。
メッチャミーゴ!というアルバムのレコーディングで気まぐれでウクレレを持って行ったらエンジニアさんがウクレレ好きでその場で3コード教えてもらっていきなりアドリブでレコーディング。
それがかの名曲「ハンヂとウクレレ」誕生の瞬間。
(新しいファンは知らんと思うけど、昔からのファンには人気曲だったんよ。)
その後、椎名林檎と歌舞伎町で2マン対決した直後、実家ともめて地元に帰るか悩んだ時に音楽を続ける決意の証としてJ-200を購入したり、
30歳を超えてからいきなりトランペットなんか始めてsmiles davisを結成してNYでレコーディングしちゃったり、
YAMAHAに“ギタリスト”としてサポートしてもらえるようになったり(笑)
何故か法螺貝を吹くハメになったり(笑)
すっかりウクレレの事なんか忘れて他の楽器ばっか楽しんどったんけど、この大震災の支援活動をするようになって再びウクレレにグッと来ちゃったんよ。
再びっつうか初めてかも。
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ウクレレの魅力はズバリ小さい事!
小さいのにちゃんと唄の伴奏が出来る事!
それと弦が少なくて子供でも手軽に始めれる事!
最初は手軽なのに追求する気になればどこまでも奥が深い事!
こんなに小さい楽器なのに、これさえあればどこにでも音楽を届けれるんよ。
ウクレレ1本あれば音楽を完結できる、完全自己完結型な楽器なんよね。
なんか自衛隊みたいだら?
(不謹慎な言い方だけど被災地では本当に自衛隊がカッコいいんよ。)
ウクレレのこの魅力に気づいちゃったもんで、急激にどっぷりハマっちゃったんよ。
ワシの声ってデカすぎるもんで、楽器の種類は二の次じゃん?
こないだやったアカペラライブでもOKなぐらいだで、音楽はハッキリ言ってどーとでもなる。
自分が気持ちよく唄える環境があればどこでも勝負できるんよ。
興奮してキーが上がっちゃうのを防いでくれればいい。
だからウクレレがあればどこにでも唄を届けれるって訳。
ちっちゃくて可愛いくて愛せるって事もすげー大事。
そう言えば上京して何度も引っ越ししたけど、ウクレレだけはずっとワシの部屋の壁に引っ掛けとったんよな。
ワシの音楽活動の全て見守ってくれとったのがこのウクレレだったんよ。
無理矢理、感動的な話にしてみたり(笑)
ウクレレを本格的に練習し始めて、そろそろ本場ハワイの主流である大きいテナーサイズも欲しいと思っとったらaNueNueさんがマンゴーテナーを送ってくれたんよね。
ワシは幸せもんだよ。
こんな時代なんよ。
唄い手なら被災地に唄を届ける事が最重要な使命だと思っとるんよ。
最近音楽についてはその事しか考えとらんだよね。
その思いに一番フィットするのがウクレレって訳。