けっこう飽きっぽいもんで

ハマると周りを巻き込むぐらい熱中するんけど飽きたらポイ

ワシの人生そんな事の繰り返し


音楽でもそう

けっこう飽きっぽいんよ

でも逆に飽きっぽいからこそずっと唄ってこれとるんだと思う

本質的なモノ以外は何だっていいだよ

本質的なモノが変わらんければ何やったって関係ない

だから常に新しいバンドや新しいステージにチャレンジし続けてきた

少なくともこの15年は10日以上唄を休んだ事はない


でも今もまだバンドで唄うのとワシ自身の唄をうたうことは全く別のことなんよ


バンドで唄う以上、ワシがそのバンドの顔だ

言い換えれば社長みたいなもん

YAZAWA的に言うなら社長OK!

望もうが望もまいが矢面に立たされるんよ

集合体の矢面に立たされる以上、このバンドが周りからどう見られるかも考えんといかんだよ

誰かがソレを考えんとバンドは前に進めない


人気バンドだと思われたいだとか

この界隈じゃナンバーワンバンドなんだってちっぽけでどーでもいいプライドとか

こっちのバンドはこうだけどあっちのバンドではこういうものを見せたいだとか


唄そのものの本質的なとこには全く関係のないものがまとわりついてくる

でも社長だでしょーがない

他のメンバーの人生も背負っとるんだで仕方がない

他のメンバーがその役を受け持ってくれん限りワシがやるしかない

万が一、メンバーの誰かがその役を引き受けてくれたとしてもそれはそれで満足出来んのかもしれんし


バンドで唄うってことはそういうことだとワシは思う


でも一人で唄うときは全く違う

周りにどう見られようが関係ない

そこにはワシがどう唄いたいかだけしか存在しない


だからどんだけバンドが忙しくても一人で唄うのをずっとやり続けとるんよ


たぶん確認したいんだと思う

自分の核の部分の鮮度を


もしかしたら、どう唄いたいのかさえも関係ないのかもしれん

唄いだしたらもう止まらん感じ


バンドで唄うときでも関係なくワシがこの境地に行ければもっともっといいバンドになれると思う

周りも当然それを望んどるけどまだまだ道のりは遠そうだ


でも、遥か遠いけど確かに見えとるソレを追い求めれるからバンドは面白いんよな

バンドでその境地にいけたら自分を曲げずとも絶対に売れる


改めて唄うたいでよかったって思う

っつうか唄うたい以外で音楽をやる気なんかこれっぽっちもない

体さえあればどこでも唄える

自転車に乗ってどこへでも唄いにいける


一人で唄うときは自転車で行けるけど

バンドで唄うときは他のメンバーの機材を運ばんといかんから自転車では行けん

極々単純にして今日のキモチを説明するならそういうこと


今月もまた一人で唄うよ

若者にまざって唄うのかと思いきや昔から知っとるオジさんと一緒だったり

オールナイトでゆるーいイベントだけどワシの本質的な部分がちょっとだけ見れると思うよ

※5/29(土)@渋谷CYCLONE
"ACOUSTIC LIVE"
open24:00/start24:30
¥2000/¥2300

■ハンサム判治(デブパレード/ハンサム兄弟)
■上里洋志(Half-Life)
■山本章人(pegmap)
■馬場雄輔(utanomanimani)
■印藤勢
■noribooooone

LAWSON 0570-084-003 【Lコード:74806】
info:CYCLONE 03-3463-0069 /