【劇団四季アラジン感想レビュー】
ネタバレ有
劇団四季アラジン→アニメアラジン→実写アラジンという順番で見た
といいつつも、アニメアラジンは１度ちらっと見たことはあった
今回は３種類のアラジンを比較しつつ感想を記述
レビュー
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<劇団四季アラジン>
■総合感想
電通四季劇場[海]キャパは1216席 新橋駅
劇団四季のどの会場も、客席と舞台に高さがある
コンサートホールやドームに比べると非常に狭い
演奏が生のように聞こえるんだよなぁ
過去、ライオンキングとリトルマーメイドを見たことがある
その２作品と比較
ライオンキングは動物、リトルマーメイドは魚、アラジンは全員人間で動物の出演はなし
高々とシンバを持ち上げるシーンはＣ席から見えなかった
アラジンは高くて見えないことはない
逆にＣ席からは舞台装置が良く見える
リトルマーメイドは舞台は海であるからワイヤーアクションが多い
アラジンはホールニューワールドのみワイヤーで魔法のじゅうたんが宙に浮いていた
見るところが多すぎてつらい
明らかに目が足りない
火花も多く、華やかでピカピカだ
舞台はどれもそうだが開始直後、感動でずっと見ていたいと思うし、潤む
各ソロパートの時、音響の音量あげているのだろう
名前の無いキャラクターはアンサンブルっていう役名
ストーリーにオリジナル要素が多い
トラ（ラジャー）とアブー（猿）がいない
アラジンの泥棒仲間３人、ジャスミンの侍女たちが登場、オリジナルキャラだったが、アラジンほぼ初見の私は気づかなかったのですんなり入ってきた
◇衣装
衣装はアニメアラジンと割と忠実
アニメの白は、くすんでみたけど劇団四季の白が美しい
劇団四季は露出が多く、アラジンは乳首が、ジャスミンはおへそが見えている
アグラバーの王様への洗脳描写がない
魔法の洞窟を見つける順番が違う
◇「僕を信じて」がキーセリフ
とあるレビューに
アニメアラジン「僕を信じろ」なのに劇団四季バージョンは「僕を信じて」の「て」なので違和感だと書いてあったがほぼ初見なので問題なかった
◇ストーリー
アラジン・ジャスミン・ジニーの3人は、それぞれ囚われ身、「まるで奴隷のようだ」という共通点のもった3人のお話なんだと初めて知った
法律法律って、いまの時代でも全く同じことやんね
◇曲
リズムが難しい部分が多数ある
5拍の曲があった
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■■時系列順に上映内容
◇開演前のアナウンス
ジーニー「澄ました顔で見るより周りを気にせず爆死しよう」
「前かがみにはならないでね」は劇団四季のお約束
何度も何度もアナウンスしていた
開始と休憩後アラビアンナイトで開幕
初めに出てきた人間はジーニーだったのかと、ランプから登場して気づいた
◇ダンス
人間のアラビアンのダンスが素晴らしい
首の動きがアラビアン
膝を床で引きづる動作が個人的ツボ
盗んだパンをおばあちゃんにあげる→あれは誰だったのか？
アラジンの寝床で座布団から埃が出る演出
占い師の人がカッコいい
◇ジャファーの衣装について
早着替えあり
マントに棒が入ってるから悪役マントに舞える
◇イアーゴ
オウムの代わりのジャファーの手下はオリジナルキャラクターであり、イアーゴは人間設定
すっごい役にあってる
擬人化したらこうなるのねと思った
ジャファーがイアーゴに「おまえはオウムか」
→のちに原作はオウムだったのだと知った
なるほど、ツッコミがお上手
◇ダイヤの原石は誰かと尋ねるシーン
スクリーンに映像写してたのかな、ダイヤの原石アラジンが映っていた
サイコパスの舞台が近代科学を使っていたように
そういのも取り入られていくのかな
◇ジーニー
「魔法の洞窟」と言っているが、原作でも言ってましたか？
出口閉まるとか、入り口の顔とか入り口が人間のように喋るというのも知らなかったので驚いた
宝石が舞台の照明に照らされて色が変わるので光るものは舞台と相性がいい
宝石の山から女が３人出てきたのはずっと潜んでいたのだろうか？
ジーニーが登場する場面は、舞台装置の迫りから、円形の穴を回転して出入りしてくる
そういうギミック
舞台装置音（ウィーン）が聞こえた
床からくるくる回りながらご登場
スタンドマイクもスッと出したり、まるでマジックショーの仕掛けのようだ
電通四季劇場[海]でしかアラジンが上映できないのは舞台装置が複雑なせい
劇団四季はアドリブ禁止だけど、「疲れた、ちょっと待って」と息を整えるシーンもアドリブなのだろうか？
ジーニーがマイクを持って歌うシーン（フレンドライクミー）
アレンジのきいた曲リトルマーメイドや、ほかのディズニー曲のミックス
これでもかとあれやこれや見せ場がたくさんあった
熱狂的なファンいるようで、拍手のタイミング知ってる人がいる
ジーニーが拍手を止めるやつ（パンパパパン）とか初見では出来ない
金（銀？）テープを出す演出
劇団四季で初？
アラジンって主役とヒロインよりもジーニーが一番人気なのだと客の雰囲気で知った
ジーニーとデスノートの死神デュークが似てる
ジーニー声たっか
女の悲鳴声です
ジーニー役の人は危険な動きはしない
でんぐり返しに膝小刻みとか省エネ
「荷造りしてくるー」が好き
ピースサインとか、「照明のライトプリーズ」とかメタ発言が今作には非常にあっている
「アリアリ詐欺」
アラジンがジャスミンに「アルって呼んで」
アニメアラジンではジーニーがそう呼んでいたが、劇団四季verは「アラジン」
さらに、実写吹き替えでは「坊や」
◇登場楽器
イアーゴのエアバイオリン
サックス
どちらもサイズが一回り小さい
２０分休憩
王子になって登場するとこらから２部開始
ジャスミン「初対面の男と魔法のじゅうたんに乗るわけないじゃない」→2回目ならいいの？
◇泥棒３人が神殿に向かう道中
スローで動く描写
ぽっちゃりもも需要あるよね
◇剣
剣のカキーンというＳＥ
バラバラな音質でなおかつ曲ともズレてたのはわざと？
剣とジーニーの魔法で出した王子の使いの帽子を鍛冶屋と交換するシーンが謎
帽子もらって邪魔じゃないのかね？
◇牢獄シーン泥棒仲間４人で捕まる
鎖を外すときのピカピカ光る
◇ホールニューワールド
一番の見どころはここだろう
魔法のじゅうたんのワイヤーが見えた
ホールニューワールドが本家よりテンポが速くないかと思ったが、プロモーション動画で聞き比べたら同じだった
魔法のじゅうたんの演出こうするんだ
波の表現が人の手でやってた
仮装大賞みたい
レビューで見たが
月が地球に変わったらしい
白の噴水が月に溢れたように見えた
もう一度見たい
魔法のじゅうたんが客席正面を向き、アラジンがジャスミンを後ろから羽織りのように抱きしめる
あの体制が一番好きだった
◇キスシーン
全然キスしているようにみえない
完全無音、音楽無しで「愛してる」
演者皆の身体も止まってる
◇ＥＮＤ
白一色にアロハシャツなジーニーがまー目立つ目立つ
ジーニー「やっぱり最後はハッピーエンドじゃなきゃ」でＥＮＤ
◇カーテンコール
女性のカーテンコールのお辞儀が美しい
手を身体の中央でにぎり、屈伸する
相変わらずお辞儀がおおいね
脇だけ曲げてお辞儀合わさるの可愛いな
ＥＮＤアロハからカーテンコールは始まりの衣装にもどる
「ジャスミンのおへそが美しい」と本編でツッコミ
寝室からベランダに落ちるシーン、ああやって再現するんだ