日テレの「沸騰ワード」で、伝説の家政婦志麻さんの料理を見ながら、よだれを垂らしていたら、今日はお米のデザート、ライスプディングまで作っていた。フランスではリオレと言うらしい。
リは米
レは牛乳
Riz au lait ですわ。
炊きたてのご飯を水で洗いぬめりをとり、砂糖と牛乳で煮詰めてた。
さて、私はこのイギリスで言うところのライスプディングを、スーパーで買ったヨーグルトのトッピングで食べた。
何なのか分からず口にした甘い米。
一口でギブアップしてしまった。
こんなの日本人が食えるか!みたいな勢いだった。
避けていたが、ホームステイ先でもデザートに出てきた。
そして、私の拒否り方に、ホストマザーはがっかりしながら、あこにはもうライスプディングは作らないわね、と悲しそうに言った。
非常に申し訳ない気持ちになったが、どうしても食べられないと、こちらも頑なだった。
それから一年後、日本から友達が遊びに来た。
私は彼女に、ライスプディングがどんなに口に合わないかを手紙でも会ってからも伝えていたが、そこまで食べられないと言うなら敢えて食べてみたいと、彼女の好奇心が勝った。
もう、ハードルを下げまくって口にした彼女の第一声。
え?美味しいよ❤️
あたし、食べられるな、これ。
だった。
最初の衝撃から一年以上避けていた私だったが、騙されたと思って食べてみた。
!!!
いけるじゃない!
食べられるわ、あたしも。
よく考えてみれば、おはぎとか、あんこでくるんで、こてこてに甘いの食べてるし。
さて、その頃にはもうホームステイは出てアパート暮らしを始めていたが、時々訪ねては近況を伝えていたので、早速、ライスプディングを食べられるようになったことを伝えた。
が、やはり、二度と作ってはもらえなかった。
今度ロンドン行ったらスーパーで買って久し振りに食べてみようと思う。