私は、視覚障害者であり、現役のプロデューサーである、
新田健次プロデューサー(作家名:津久見圭)の口述筆記の仕事をしていますが、
今回、私が口述筆記を担当して2冊目の本が、2月20日に発売されます!
今回も、私は、あとがきを書かせていただきました。↓
1890円です。
是非、書店やネットなどで、購入してくださいね!
読んでみたいけど、買うのはちょっと、
という方は、
ぜひぜひ地元の図書館に、リクエストを入れて、
借りて読んでくださいね。
本の説明
「失われつつある視覚と戦いながら、旅番組の名物プロデューサーが記憶に焼き付けた、
なつかしき国鉄の駅舎と人々。多数の写真とともに伝える感動の物語。」
**
短編集なので、読みやすいですよ!
**
<少し説明です。>
元TBSの新田健次プロデューサー(作家名:津久見 圭)は、
和歌山県海南市出身、現在は、東京都調布市在住。
なんと、1970年代に、テレビの「旅番組」を初めて考案した方なのです。
今では、旅の番組は、当たり前のように各局で放送されていますが、
テレビが一般家庭に普及して間もない、昭和40年代の当時は、
旅のレポートをするような番組は、まだありませんでした。
全国の温泉旅館や地酒、おいしいものなどを紹介する番組を作り、
温泉旅館の「美人女将(おかみ)」ブームや、
温泉ブームの火付け役ともなった方なのです。
テレビが、白黒放送から、カラー放送に変わっていったのも、その頃のこと。
ところが、
ちょうどその頃、
自身が「網膜色素変性症」という眼の病気であることが判明。
あと10年、20年のうちに、どんどん見える視野が狭くなり、やがて、失明してしまう、
ということを医師から宣告されました。
そこで、鉄道好きであった筆者は、
日本全国の駅を自分の目で見よう。
視野が完全になくなる前に、全国を鉄道で旅するのだ!
と、北から南まで、仕事で、プライベートで、列車に乗りまくりました。
その時、
それぞれの駅で自身が体験したストーリー、
また、
そこで出会った人たちから聞いた物語
などをまとめたのが、この本です。
国鉄は、その後民営化されて「JR」となり、
赤字路線は、次々と閉鎖されていきます。
皮肉にも、筆者の視野が、狭くなっていくのと、時同じくして..。
**
この本の中には、
昭和時代の、駅や鉄道の写真が、たくさん出てきます。
多くの方にご協力いただき、素晴らしい写真がたくさん集まりました。
1枚1枚の写真に「ドラマ」「物語」があり、写真を見ているだけで、
当時の音、雰囲気が伝わってくるようです。
**
本の中に出てくる写真を撮影した方々の
ブログやHPを紹介させていただきます。
Rail Gallery(at-train TakeshiさんのHP)
My Railway 懐かしの鉄道写真アルバム(RREさんのHP)
**
「駅 別れの詩」を、ネットで購入される方は、こちら。
↓
その他、色々なところで購入できます。
**
<著者紹介>
津久見 圭 [つくみ けい]
本名、新田 健次(にったけんじ)。
テレビ・ラジオプロデューサー、作詞家、作家。
1939(昭和14)年、和歌山県海南市出身。
株式会社東京放送(現TBS)入社。
音楽班において、「ロッテ歌のアルバム」「TBS歌謡ベストテン」「レコード大賞」等を担当。
1970(昭和45)年、テレビ・ラジオ制作者として独立。
大阪万博(日本万国博覧会)のパビリオン「電気通信館」ディレクター。
ワイヤレスホン(現在の携帯電話)を初めて世界へアピール。
現在、21局番組プロデューサー。
作詞家名「つくみけい」にて作詞楽曲多数。
**
ちなみに、前作は、
(津久見 圭、総合医学社 プラチナボックス)
**
<2013.2.25追記>
今朝の毎日新聞(朝刊2面)に、「駅 わかれの詩」の広告が載りました!