1984年創設以来、東京芝1800で行われているG3。

ということは今年は第40回になりますか。

上半期の東京開催ラストの平地重賞、キレイに締めくくりたいものです。


☆馬場が渋ったらヌレイエフ、乾けばディープ

梅雨に入る時期なので、稍重〜重になることが多く、そういう年はヌレイエフ持ちがよく馬券に絡んでいます。

一方で良馬場だった2021年はディープ系が上位を占めました。


ちなみにキングマンボの母父がヌレイエフですから、同系の種牡馬は奥にヌレイエフを持っていると考えてOK。ルーラーシップ産駒とか。

今回のメンバーで、ヌレイエフのクロスを持つ馬はいませんでしたが、ヌレイエフと血統構成がほぼ同じのサドラーズウェルズとヌレイエフを持つ馬を1頭見つけました。


ルージュリナージュ(牝5)

雨気配だった場合、彼女の評価を上げましょう。


良馬場だった場合、ディープインパクト産駒は5頭登録、ディープ系種牡馬の馬はルージュリナージュがスピルバーグ産駒なのと、リアルスティール産駒がいます。

あっルージュリナージュはいずれにせよ注目ですか。

東京芝1800[2.1.0.2]ですし、普通に買えそうですね。


☆前走5番人気以内

前走人気は、1>3>4>5>2の順で複勝率が高く、前走6〜9番人気になると過去10年で33頭中3頭しか馬券になっていません。

前走10番人気以下だった馬は42頭いて連対ゼロ、3着1回とさんざん。

今回の登録19頭のうち、7頭が前走10番人気以下でした。

あっ何だかんだ理由をつけて買いたいお気に入り馬タイムトゥヘヴンが該当してしまった! と思っていたら、上の項で推したルージュリナージュは前走ヴィクトリアマイルで13番人気でした。だからデータは難しい。

前走人気でいえば、「前走東京コースで3番人気以内」に支持されていた馬が2018年から6連勝中。


ジェイパームス(牡4) 

→前走むらさき賞(東京芝1800) 1人1着


データ的には想定2番人気のこの馬が、WIN5の有力候補となりますが果たして。

この馬My注目馬でした。メモ欄に「加速ラップ」とあるように、デビュー戦でラスト3F 11.4−11.3−11.1をマークして勝っています。東京芝2000でした。

1勝クラスから東京芝1800を3連勝してOP入りし、ここに参戦。出世レースに相応しい、今後が楽しみな馬です。


あとは例年真ん中より外の枠の成績が良いので、枠順にも注目しておきましょう。