もうこの時期の福島開催は最終週。3週は短いですね〜。

まずは今週末、悔いのない勝負をして、夏の開催を待つとします。


土曜に組まれているのが福島牝馬ステークス。


土曜は出張ですが、朝のうちに仕込んでおいて、仕事を終えたら財布が温まっている、という状況にしたいものです。

まあ夢を見る前に予習しますか。


過去3年で団野大成騎手が2勝。しかも7番人気、8番人気だったので、これは団野マークか? と思いましたが、多分20日は京都にいますね。


あ、東京マイルとはだいぶ毛色の違うコースなので意識していませんでしたが、ここを勝つとヴィクトリアマイルの優先出走権がもらえるんですね。

過去の優勝馬、案外使われていました。

ただやはり、2021年、新潟施行のときの勝ち馬ディアンドルが14人4着と健闘した以外は、本番ヴィクトリアМでは苦戦しています。


☆上位人気がアテにならず波乱含み

過去10年、1番人気[0.4.1.5]、2番人気[0.2.1.7]と未勝利。

3番人気は[4.0.0.6]と勝ち馬は出ているもののピンパーな成績。

4、5番人気が各1勝、6〜9番人気が4勝。

10番人気以下も[1.1.5.51]。2年に一度よりは多く馬券に絡んでいる勘定。


☆前走G3組が特注

[10.6.5.67]と、G3からの組が馬券の中心。特に好成績なのが中山牝馬S組。

今年は登録17頭のうち約半数の8頭が前走G3。

中山牝馬S5着だったコスタボニータ(牝5)が想定1番人気、同3着だったシンリョクカ(牝4)が想定2番人気。

このレースで人気に推されるということは、勝ち切るという意味では過信禁物。

だとすれば、彼女ら以外の中山牝馬S組、

フィールシンパシー(牝5)→11人4着、想定6番人気

タガノパッション(牝6)→9人6着、想定7番人気

この2頭がまず狙い目と言えそうです。


他のG3組、さらに府中牝馬Sからの臨戦となるファユエン(牝6)を含め、前走が中山牝馬S以外の重賞組み合わせたはいずれもそのレースで二桁着順。

ここ3年の勝ち馬はこの「中山牝馬S以外の重賞組」から出ており、確かに波乱の匂いがプンプンします。


☆大型馬に注目

なんか先週もどれかのレースでそんなことを言った気がします。

福島牝馬Sでも、過去10年で馬体重500キロ以上だった馬が[4.1.1.6]と半数が馬券圏内に。

前走時の馬体重が500キロを超えていた馬は、

キミノナハマリア(牝4)

グランベルナデット(牝4)

の2頭。

2頭に1頭の割合で好走するなら、三連複で2列目にこの2頭を置くフォメは有効に思えますね。


☆今季の福島芝1800メートル

先々週と先週で、芝1800のレースは3つありました。

4/7(日)福島5R 3歳未勝利 ⑥−⑦−⑤ (2、9、11番人気)

4/13(土)福島6R 3歳未勝利 ⑧−⑫−⑥ (11、4、1番人気)

4/13(土)福島8R 4歳上1勝クラス ⑦−④−⑥(7、11、8番人気)

いやはや荒れてますね! 目立つ傾向としては以下。


・3着内馬9頭のうち、3枠から4頭、4枠から4頭

・馬体重には特に目立った傾向ナシ。456〜496キロ、やや重め?

・栗田徹厩舎が2勝、騎手はバラバラ

・イスラボニータ産駒が2度馬券に

・父か母父米国型ミスプロ系


これらを踏まえつつ、登録馬を見渡して、買いたいと思った馬3頭を挙げておきます。


コスタボニータ(牝5)

→中山牝馬S組。今季同コース好調のイスラボニータ産駒。牝馬限定戦では安定しており、人気でも押さえるべき馬。2、3着付けの軸にするのが良いか。


エミュー(牝4)

→前走はG3中山金杯。牝馬クラシック戦線では振るわなかったものの、過去3勝は全て中山芝1800。小回り1800で化ける可能性も。


エリオトローピオ(牝5)

→3勝クラスで凡走が続く馬柱からはとても手が出ないが、福島芝[3.1.10]1800に限ると[2.0.1.0]と複勝率10割の福島専用機。ゴルシ産駒は先週このコース7人1着。


想定ブービー人気のエリオトローピオなんかは面白いですよね。


盲目的に穴に行くのではなく、フラットな視線で予想して、納得のいく勝負、悔いのない勝負をしようと思います。