フィリーズレビューは日曜阪神。
3着以内に桜花賞の優先出走権が与えられるトライアルレース。1400のG2はあまりないですよね。
☆1番人気受難のレース
2015年のクイーンズリング以降、1番人気が勝てていないレース。
しかも近6年の1番人気の成績は[0.1.0.5]。2022年1人2着のナムラクレア以外は馬券に絡めていません。
今年は、netkeibaの想定オッズだと、阪神JF3着のコラソンビート(牝3)が単勝1倍台と抜けた1番人気。
これが飛んだら波乱ですが、果たして。
☆前走G1◎、それ以外は掲示板確保
前走がG1(=阪神JF)だったのはコラソンビート含め4頭。[2.6.3.19]とさすがの好走率ですが、案外勝ち切れていない点は注意。
前走がそれ以外だった馬で過去10年で馬券になったのは19頭。例外1頭を除く18頭は5着以内、かつ4角2番手以下でした。
オアシスドール(牝3)→ダートの未勝利勝ちも4角先頭
シュシュトディエス(牝3)→黒松賞8着
ジューンブレア(牝3)→デイリー杯2歳S7着順
ビーグラッド(牝3)→つわぶき賞9着
ポエットリー(牝3)→こぶし賞2着も4角先頭
マーシーラン(牝3)→エルフィンS6着
彼女らはバッサリでいいかな、と思います。
春のクラシック戦線までは、戦績にキズのあるタイプは厳しいと思うので。
☆関西での実績
過去8年の3着以内馬「全て」が、京都or阪神の芝1200超のレースで4角3番手以下から6着以内に来たことのある馬でした。
エトヴプレ(牝3)
コラソンビート(牝3)
シカゴスティング(牝3)
セシリエプラージュ(牝3)
ドナベティ(牝3)
バウンシーステップ(牝3)
ロゼフレア(牝3)
大半が大丈夫かと思ったら、案外そうでもないですね。
ファンタジーS勝ちのカルチャーデイは4角先頭だったので、ここに当てはまらないんですよね。
また、過去6年の馬券内18頭全てが、前走が京都、阪神、中京、小倉の関西の場でした。上記の馬たちはこちらも満たしています。
☆小柄な馬は近年苦戦
ここ4年、馬体重440キロ未満の馬は[0.0.0.25]と全滅です。
あっ、上記の該当馬で前走馬体重が440キロ以上だった馬は
エトヴプレ(牝3)
バウンシーステップ(牝3)
ロゼフレア(牝3)
の3頭だけでした!
☆キャリア6戦以内、栗東所属、前走1200超
過去10年の勝ち馬がこれらを満たしていたのはもちろん、これらに該当しない馬は3着以内にも入っておらず。
あっエトヴプレが前走1200でした!
そして、netkeibaによれば、このレースははっきり差し優位。
上がり3Fの持ちタイムがメンバー中で最速だったのが、バウンシーステップでした。
ここまで見てきたデータを全て突破し、なおかつレースで求められる適性も持ち合わせたこの想定4番人気馬を軸にして、予想を組み立てようと思います。
馬体重あたりは多少妥協して、候補馬をピックアップすべきでしょうね。