今週は重賞は二つ。

ホームの中山に開催が移るので、ちょっと頑張りたいです。


ここでは中山記念を予習します。


☆5番人気以内の馬が中心。中波乱まで

→レベルの高いレースほど、変な荒れ方はしませんね。

1番人気が[3.0.0.7]とピンパーな成績なのは気に留めておきましょう。


☆前走連対馬が好成績

→前走連対馬[7.5.5.16]

 3着以下馬[3.5.4.76]と、頭数で見たらそこそこ後者も来ていますが、率的にいえば前走2着と3着の間に断層があります。


☆4歳≧5歳>>>6歳以上

→1〜3着馬は、過去10年でそれぞれ8頭が4、5歳馬です。


☆勝ち馬の実績面での条件

→過去3戦以内に芝2000以上のG1で連対、または芝2000のG2かG3で勝利。

優勝馬の実績面でのハードルはかなり高いですね。

4走前にダービー2着、3走前にセントライト記念で2着しているソールオリエンス(牡4)でも、この条件はクリアできていません。

昨年の勝ち馬で近走も香港カップ(G1)を3着しているヒシイグアス(牡8)のような実績馬を評価するか、中山金杯で存在感を見せた新興勢力を買ってみるか。


☆中距離✕マイラー、ステゴ、カナロア

→血統面ではこれらに注目。

パッと見渡した感じだと、

エエヤン(牡4)がシルバーステートにティンバーカントリー。あとはショウナンバシット(牡4)もシルバーステートに母父メダグリアドーロ。

シルバーステート産駒は道悪で走るイメージなので、馬場が渋るようならより注目でしょうか。


ステゴ系はソーヴァリアント(牡6)がオルフェ産駒。

タイムトゥヘヴン(牡6)とレッドモンレーヴ(牡5)がロードカナロア産駒。


まあ人気に推される馬は素直に評価しつつ、非根幹距離への適性によって序列を決める感じかな、と思います。

さっき少し触れた中山金杯好走組でいえば、1800向きという点で、2人4着だったボーンディスウェイ(牡5)を6人3着だったマイネルクリソーラ(牡5)よりも上位に取ろうかな、とか。

この2頭だとどっちも△な気もしますが。


上位人気になるであろう4歳、ソールオリエンスエルトンバローズの対決は面白そうです。


どちらかといえば観戦向きのレースで、馬券妙味を求めすぎないほうがいいのかな、と思っています。


それはそれで大阪杯に連なる馬達の前哨戦を楽しみましょう!