土曜京都メインは、芝1400のコースで施行される京都牝馬S。


適性が問われる非根幹距離で牝馬限定戦。

阪神での近3年は堅い決着でしたが、京都で施行されていた頃は、半分くらいの年でかなり荒れています。


ただ、昨年から今年にかけての京都1400の近10レースは、二桁人気馬が馬券に絡んだケースはゼロ。順当〜中波乱、という結果。


血統面ではディープ系が強いですかね。単体の種牡馬ではロードカナロア。

今季はトニービンが効いているようにも見えます。

望田さんのコラムによると、プリンスリーギフトの血を持つ馬が穴候補とのこと。


登録各馬の5代血統表を順に見ていき、プリンスリーギフトの血を探せたのが以下の2頭。


ゴールドエクリプス(牝5)

ドロップオブライト(牝5)


いずれも母母母父がサクラユタカオーだったので、私にも分かりました。


あとは当の望田さんが「取り上げた5頭でプリンスリーギフトの血を引くのはテンハッピーローズだけ」と言及しているので、同馬の血統をさらに深堀りし、ようやく母母母母父のラインゴールドという種牡馬がプリンスリーギフトの孫であることが分かりました。

これは血統の系譜について詳しくない自分には、ノーヒントでは探せません。


血統面からの穴馬候補として、この3頭は覚えておきましょう。他にいたとしても、気付けないのでいないのと一緒です(笑)


あとはJRA公式アプリから、このレースの過去傾向をチェックします。


★重賞連対経験のある5歳馬

→過去5年すべて5歳馬が勝利。また、この10年で連対した5歳馬10頭のうち、9頭に重賞連対経験あり。

該当する馬がいたら軸候補。


コムストックロード(牝5)→葵S2着

スリーパーダ(牝5)→小倉2歳S2着

ナムラクレア(牝5)→重賞[4.3.3.3]

プレサージュリフト(牝5)→クイーンC1着


案外いましたね。しかしこれはデータうんぬんではなく、ナムラクレアが出てくるなら彼女が軸で仕方ない気もします。1400は[0.2.0.0]なので距離もOKですし。


★前走重賞連対、でなければ大敗した馬

前者は複勝率5割と安定。今回は該当馬はいませんね。

中途半端に好走してきた馬よりも、重賞で大敗してきた馬のほうが期待値が高いそうです。

血統面で穴候補に名があがったゴールドエクリプスはエリ女14着からのここ。ちょっと面白そうです。


★関東馬

連対率と3着内率は関東馬が優勢。

紐穴としては、美浦坂路で好タイムを出したような馬がいたら注目したいところ。


あとは「迷ったら外枠」。京都施行での近5年では馬券内15頭のうち13頭、3着2頭を除くほとんどの好走馬が

5〜8枠でした。

これは当日の馬場を見ることも必要ですが、気にしておきたい偏り具合ですね。