そこで馬券の買い方、予想を買い目に落とし込む新たなフォーマットの構築は急務。
毎週末ごとに無理のない予算設定をして、勝負するレース数の上限を決めて、勝負度合いごとのひとレースの予算と買い目のパターンを作る。
以前は実馬券派で、月イチで帰省しており、土日にかかる出張もたまにあったので、そもそも月に稼働できるのが平均3週だったのが、PAT導入により毎週稼働ベースになり、どうしてもかつてより投資が増えてしまいがち。
収支どうこうより、そこをまず管理しないとですよね。
まずは予算設定。
週ごとの予算としては、2万とします。
それで毎週いけるのか不安もありますが、まずは分かりやすく1日1万、資金配分しやすい額で。
負け続けると厳しい気もしますが、そこは何とかしたいところ。
あとは券種ごとに狙いどきと買い方の考察をしておきます。
★単勝、複勝
複勝をよく買います。
狙った馬が着に入れば投資の100%が的中する複勝のほうが、連系の馬券よりリスクは少ない。同額を馬連、ワイド流しにしたとして、合成オッズ的にはあまり変わらないことも多いですし。
単複の比率は難しいですね。最初は固定せず、買いたい馬のオッズによって、投資額を決めるときに都度比率も考えていきますか。
どんなレースで単複を買うか、のほうが大事ですね。
・1番人気が怪しいレース
・10頭立て以上
は前提として、複勝狙いに適したレースは
・傾向が顕著なコース
・逃げ、先行馬
・相手を絞れないレース
この辺は徹底して、的中率にこだわってレースを選ぼうと思います。
★ワイド
複勝を買って利益を出そうとすると、そこそこの額を張る必要があります。
・狙いたい穴馬がいるが、複勝一点買いするほど自信がない
・人気馬は順当に来そうで複勝がハネなそう
・オッズが美味しい
そんな時にワイドをチョイスします。
合成オッズが複勝オッズより高いかどうかはしっかりチェックしないとですね。
たまに、あまりワイドが買われておらず、全体に美味しいオッズになっていることがあります。ワイドに限った話ではないのですが。
その辺は今度実例を紹介できればと思います。
★馬連
馬連の平均配当って60倍あるんですよね。
意外と美味しい馬券です。
かつては傾斜をつけた馬連を勝負馬券にしていた時期もありました。
◎→○▲△△△(300×5)
○→◎▲△△△(200×5)
▲→◎○△△△(100×5)
で12点を3000円で振り分けて買う的な。
縦目も押さえられて良かったんですけど、爆発力には欠けますね。
また、馬連と押さえのワイド、という買い方はたまにします。
馬連◎-○200、ワイド◎-○300
のように。しかし、元複勝馬券師としては、穴馬を軸にすることが多いので言うほど的中できません。
・馬連の軸は3番人気以内
・ヒモは4番人気以下(3番人気以上同士の組み合わせは買わない)
・「配当均等型」の資金配分はしない
を心がけて狙うようにします。
ダービーデーは確か馬連優遇デーで5%上乗せされるので、今週は積極的に狙いたいと思います。
★三連複
三連複の軸2頭流しを中心に勝負している友人がいます。彼は5点くらいに買い目を絞って、1点500円とか1000円とかで買うので、的中するとデカいです。
予算規模と予想力的に、ちょっと真似をするのが難しいですが。フォームが固まっている人は強いですね。
基本的には
◎-○▲-印か、◎-○▲☆-印のフォメを組むことが多いです。
これを基本にして、2軸とか、点数を絞ったボックスとか、重ねがけするのがいいかな、と思います。
・三連複を買うレースは、他の券種を買わない
ルールは一応こうしておきます。点数を絞ってそうそう当たる馬券ではないので。
ただし三連単もボーナス狙いで買うのはアリにします。複勝を買うとき、単勝も一応少し持っておく感覚で。
★三連単
三連単を買うことがそんなに多くはないし、年間で数えるほどしか当てられてないです。
しかし予算規模的には、一回当たればその日の収支はほぼプラスに出来るので、狙えるときには狙っていきたい。
そしてその日の勝負レースではやはり三連単を狙いたい。
・着順固定できる場合に狙う
1着固定か、少なくとも1、2着付けor2、3着付けでフォメを組む。マルチは点数が増えるので極力避けます。
・買い目は絞る
はい。三連複は当てに行きますが、三連単は「当てには行きません」。
点数的には軸2頭マルチ相手5頭の30点がMAX。
それを買う時点で勝負レースでないと無理な金額です。
どんなレースで三連単を買うかというと、買い方の裏返しで
・買いたい馬が少ない
・着固定で狙える馬がいる
ということになります。
「ハーツクライ産駒だから2着でしょ」とか、「来て3着だから3着付けだけ持っとくか」とか。
WIN5予想をするようになり、複勝馬券師を気取っていた頃よりは「どの馬が勝つか」を考えるようになりました。WIN5予想で一点突破を狙うレースで頭固定の三連単は勝っても良さそうです。
あとは先週の北村宏司騎手の通算1400勝、みたいな騎手のキリ番を狙って頭固定、とか。近づくと、縁のある厩舎はやっぱり勝たせたいと思っていい馬回すと思うんですよね。
各券種の買い時と買い方が、だんだん整理出来てきました。
ちなみに馬単をほとんど買わないので考察していませんが、「馬連のボーナスで本線を馬単で重ね買い」とか、「勝ち切らないと思う人気馬の2着固定」は、やってみる価値があるかもしれませんね。昨年夏の券種限定デーで唯一勝てたのが「馬連・馬単デー」だったことを思い出しました。
金額に応じた買い目のパターンも作っていきたいです。最初は都度金額と買い目を考えていって、実際に買いながら考えていく感じになるでしょうか。
あとは全般的な考え方として、いつもの失敗を繰り返さないための教訓を書いておきます。
☆軸は人気寄りの馬で
→◎にした人気薄に惚れてそこからの馬券を買いがち。それだと的中率がガクンと落ちる。
ビッグデータ的に現実味のあるオッズ帯の馬を軸にする冷静さを。
☆迷ったらやめる
→買うかどうか、のハードルをひと段階上げて、より根拠のある馬、より自信の持てるレースを買い、それが怪しいときは勇気を持ってケンするようにします。
☆固定観念を捨てる
→買わない、と決めている騎手を一旦リセット。騎手だけで切ることをしない。
内枠有利のコース、とかのイメージも疑ってみる。傾向は参考にしても、それにとらわれすぎない。
という感じで、自分の予想と馬券戦略を再構築していきます。
ダービーと宝塚記念はお祭りなので、そういうときは遠征と同様と考えて投資を増やしてもいいかと思っています。
もちろん予想してみて、自信があれば。