平日が少なく重賞が3つ、展望しきれるかどうか不安でしたが、京成杯も間に合いました。
レースのポイントは「重賞ビーム」の受け売りですが、つぎの2点。

A:前走芝1800or2000で上がり1、2位
B:〃新馬・未勝利戦で0.2秒差以上勝ち

以下、全馬を眺めていきますが、上記のポイントに該当する馬にはそれぞれ記号を付してあります。

【2016京成杯 中山芝2000 出走馬】
1-1 メートルダール(戸崎)A
前走同じ中山2000の葉牡丹賞を1枠から勝利。今回も同じような展開になればだが、差し馬としては特に内が得なわけではなく、本来的にはもっと外目の枠のほうが競馬はしやすそうだが。

2-2 ウムブルフ(ベリー)AB
安定して前で運べるベリー騎乗は頼もしい。ディープ産駒の初重賞で押さえは必要。不安材料があるとすれば前走大外→今回最内は揉まれるのを嫌うディープ産駒にとってプラスではない。

2-3 ケルフロイデ(石橋脩)
間隔を空けて内枠と、キンカメ産駒の好走条件は満たす。当然コース適性も問題はなく、石橋脩でビービーバーレルの評価を下げたことを反省してここは押さえるつもり。

3-4 プロフェット(フォーリー)A
札幌好走→京都凡走なら中山は向くタイプ。ハービンジャーは今期の中山でも悪くなく、好枠も引けた。取捨のポイントはフォーリーをどの程度信頼できるか。

3-5 カミノライデン(西田)
小回り中距離の内枠でうまく立ち回って穴を開けるニューイングランド産駒も、さすがに低迷しすぎ。キャリア5戦以上の馬の戦績が良くないレースでもあり。

4-6 ルネイション(大野)AB
1戦1勝馬としては0.3秒差勝ちは一応買えるレベルをクリア。好走条件ABに両方ともマッチし、今期の中山芝のラッキー枠4枠。新馬・未勝利勝ち後の馬がそんなに良いレースではないが食指は動く。

4-7 プランスシャルマン(柴山)
ホープフルSを見る限りは若干重賞では荷が重いか。ジャンポケ産駒としては前走のほうが良い枠だった。

5-8 マイネルラフレシア(柴田大)
もう少し内が欲しかったが、混戦でも相手なりなタイプ。大知もこの冬はけっこう乗れている。しかし母フライングメリッサは懐かしい。地味な馬だったけど繁殖入りしてたのか。

5-9 オンザロックス(三浦)
京都2歳S、ホープフルSの2戦を見る限りOPでは足りない。使い詰めなので一度休んで立て直すべきでは。

6-10 アドマイヤモラール(田辺)
中山マイル勝ちあるが、朝日杯は距離で止まったように見えた。スプリンター寄りの1400番長。

6-11 アポロナイスジャブ(吉田豊)
芝→ダ転向初戦で勝ち、次走も14番人気5着と健闘。素直にダート使っていけばいいんじゃないですかね。

7-12 ユウチェンジ(蛯名)
父マイナー系サンデーで母父父トニービンと中山向きっぽい血統。ハイレベルだった朝日杯でも4着と、力は見せており、買えなくはない馬。

7-13 ダイチラディウス(石川)
中山で勝ちきれずに東京の少頭数のレースで未勝利脱出。多頭数での好走歴はなく、常に後方の位置取り…とここでの強調材料を欠く。

8-14 ブレイブスマッシュ(横山典)
前走は距離延びてはじけず。今回再チャレンジだが、コーナー2回のコースの短縮で狙いたい馬。

8-15 ナムラシングン(内田)
昨年の京成杯は1、3着馬がエリカ賞1、2着馬。消えたエリカ賞にあたるレースが、この馬の前走である阪神芝2000の500万条件戦。サトノダイヤモンドを負かしに行って3着に粘った内容は見所があり、ここでも有望。ただウチパクで大外…先週のフェアリーSの悪夢がよぎる…。

こうして眺めていく中で、だいたい半分くらいには絞り込めました。
あとは前日、土曜の馬場なんかも考慮して、予想をまとめたいと思います。