コロナに始まってコロナに終わる。
コロナに振り回された1年。
2年半勤務した派遣先を退職することを決めた年明け。退職を申し出てしばらくして、中国で肺炎の集団感染を伝えるニュースが流れる。
他人事どころか、別の世界で起きてることだと思っていた。
2月にはこの肺炎がCOVID-19と命名される。
でもまだこの時点では他所の国の話。
2009年の新型インフルエンザみたいに日本ではいつのまにか何も言われなくなったみたいになって行くんじゃないかと。。
しかし3月始めに、地元で初の感染者が出て、いよいよ身近に迫ってきた不安を感じながら放射線治療開始。
2月に派遣先を退職して、しばらくは治療に専念しながら、抗がん剤が終わって体調が戻ってきたら治療中我慢してきたお出かけを沢山しよう。
東京に行ったり、大好きな奈良に行ったり。。
そんな希望は全く叶わなかった。
放射線治療が終わった4月には緊急事態宣言が出て、それまで当たり前のように出来ていたことが出来ない日常へ。
1波が収まったと思ったのも束の間、2波襲来で、今年の夏も特にどこへも行かず。。
そして秋が通り過ぎて冬へと移行する時期に3波。完全にコロナに振り回されて終わる2020年。
でも1年前、抗がん剤治療の副作用で、ヘロヘロだった私の身体は今、治療前にほぼ戻っている。
コロナ流行で復帰を延期していた副業の職場には8月から本格的に戻った。
そして実は11月半ばから、メインになる仕事も見つかって再就職した。このことはまた追って。
この1年で、私は2019年6月の告知よりも前の生活に完全に戻ることが出来た。
そして2020年も残りわずかになったけど、年明け未知のウィルスだったコロナウィルスとも少しずつ共存できる兆しが見えてきた。
2021年は私たちの平穏な日常が戻ってきてほしいという願いも込めて。
くぅちゃんの今年の漢字は、、『戻』