
伊勢市駅へ戻った私達
スピリチュアル猛獣会一行は
明水さんおすすめの倭姫宮に行くため
タクシーに乗ることにしました。
※外宮詣での様子はコチラ

【開運旅その1】神様の通り道と伊勢神宮外宮・月夜見宮
【開運旅その2】伊勢外宮・世界で唯一の珈琲を味わう
今回の旅はJRのオトクな
伊勢路フリーきっぷを利用。

この切符は素晴らしい事に、
タクシー6000円分がついてくる上に、
そのうち2000円はおかげ横丁でも使える
自由度の高いもの。
2人以上で伊勢に行くなら
俄然オトクな切符なのです。
さっそくチケットでタクシーに乗り込むと、
かなり年配の運転手さん。
「内宮に行く前に順番に神社を回りますよ。
お参りされてる間はメーターを切って
待っててあげますから大丈夫。」
足が弱い私には、タクシーで回れる旅は
とっても有り難いもの。
聞けば、伊勢は流しのタクシーがいないのだとか。
お参りが終わった後、移動したくとも、
タクシーが捕まらないかもしれません。
そんなわけで、運転手さんの提案に即OK!
「外宮は全部お参りはしたの?別宮も?
おお、そうなの、全部回られたんやね。
素晴らしいねぇ。
じゃあ、次は内宮に行く前に
倭姫宮に行かれた方がいいね」
「そうなんですか?」
「新しい社なんやけども、
この伊勢に神様を連れて来られたのが、
倭姫命でね、ぜひ行かれるといいですよ」
そもそも明水さんのイチオシですから
行く気満々の我々です。
タクシーを降りると、
「あら、私はいつも、
向こうの所からずーーっと
坂を歩いてお参りに来てたんですよ!
この鳥居からだと近いですよ!
ハヌルさんラッキーでしたね~(明水さん)」
おお!心のなかで
(運転手サン ええ人や~~)と
つぶやきまくります。
※こちらは裏参道口です
鳥居の正面には道を挟んで、
まるで迎賓館のような堂々たる建物が立っていました。
それは神宮徴古館というものでした。
皇太子時代の大正天皇・昭和天皇をはじめ、
各宮家の皇族などの要人が
神宮に参拝するときの
休息場所として利用された建物です。
なんと、あの、
ラストエンペラーとして有名な、
満州国皇帝溥儀も訪れています。
(ただし第二次世界大戦の空襲により炎上したため、
現在の建物は後日再建したものだそうです)
そして私達がタクシーで通ってきた道は、
天皇の伊勢神宮参詣(行幸・御幸)時の
参拝経路として利用される「御幸道路」でした。

鳥居をくぐるとすぐに、
なんとのどかな温かな雰囲気の所なのだろうと、
思えてきました。
暖かい日差しが降り注ぐ中、
穏やかな空気に包まれつつ歩きます。

倭姫宮
御前に立たせていただいた瞬間、
「なんと女性らしい」
と思わず声に出てしまいました。
これまで訪れた神社の中でも、
私には特に女性的な雰囲気を感じました。
タクシーに戻ると、また運転手さんから
「次は月読さんへ行くかね。通り道やでね」
と言われます。
明水さんもミリアさんも、
既に何度も訪れた事があるそうなので、
私の為だけだと申し訳ないな・・と思ったのですが、
運転手さんがとにかく強力にプッシュ!
さらに
「月読さんは江原さんが
”あそこはすごい!”と言ったんですよ(明水さん)」
「月読さんは占い師や霊能者さんなんかに
おすすめのスポットなんですよー(ミリアさん)」
「月夜見さんは女の人に関係しててね、
月読さんは天体や暦やなんかに関係してるんやよ
(運転手さん) 」
そこまで聞いたら行きたくなりますよね?
通り道なら、ぜひ!ということで。

※写真はwikiより
「ああ、なるほど。
確かに江原さんがそう言われたのは
わかりますねぇ。」
鳥居をくぐり、歩き出すと、
ゆるく湾曲した参道が続いており、
まるでよく知っている山の中にいるような、
子供の頃に慣れ親しんでいた、
あの人里離れた山の中の空気のような、
そんな雰囲気がしていました。
その程良い清涼感、抜け感、
それらが心地よく、
気持ちがとても落ち着きます。
お参りを済ませて戻りかけると、
「あちらに行ってみてもいいですか?(明水さん)」
何があるのかな?とついていくと、
そこにはひっそりとした神社が。

椿の花が素敵です。
手を合わせていると、
なんだか後ろでやたらに喋っている人が。
振り返ってみると、
年配の男性の方が、
連れの女性の方に何やら、
一生懸命話しをしています。
(なんだろう・・・?)と思っていると、
「この木、写真撮ってご覧。
タイミングがよければ、人の姿が写るから。
ここはね、パワースポットなんだよ。」

確かに映ってます。
しかし、だんだん麻痺してきていて、
多少の事は驚かなくなっていた3人。
そして既に体力が無くなった私は、
歩くのに必死で、細かい事が気にならず・・。
後からもっとおじ様と話せば良かったねと
語り合うことしきりです。
ということで、謎のパワスポですが、
次回再訪して確認してみたいと思います。
そして次は。

猿田彦神社
「新しい事を始める時や、新車を買った時、
家を買った時、会社の設立なんかの時には、
この辺の人はみんなここへ来るんやよ。
「みちひらき」の神様やでね」
という運転手さんのお言葉を聞くまでもなく、
ここ猿田彦神社は
その鳥居の前にたっただけで、
もう、迫力に圧倒されました。
倭姫宮と比較すると、
わかりやすいと思いますが、
非常に「雄々しい」神社なのです。
しかも「美麗」だと私は感じました。
それはまさに「美徳」の世界です。
ここには八角形のものが沢山ある神社で、
鳥居の柱も八角形。
真ん中には八角形の方位石があり、
沢山の人が触れていました。
そしてこちらは「たから石」

こちらは形が形が宝船に似ている上に、
さらに船に蛇が乗っかっているということで、
財運UPのおめでたい石なんだとか。
石といえば、「さざれ石」もありました。
こちらのさざれ石は、
なんと岐阜の春日村から運ばれたもの。
何気なく伊勢と岐阜・・つながってますね。
さざれ石のすぐ横には佐瑠女神社。
こちらは天宇受売命が祀られており、
芸能と縁結びの女神として崇められています。
ちなみにこちらには、
かの本居宣長の歌碑も立っているのですが、
既に、体力が尽きかけていた私・・・。
遠目に見ただけで、
近寄る元気がありませんでした・・。
(それ以外のものは全部ちゃんとお参りしましたが
既に写真を撮る元気がありませんでした・・)
(続く)
※ 次回はサクっと短い内宮編です。















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