私のように「人に接する仕事」をしていると、
いろんな方からこう言われることがあります。


「お客さんから”貰ったり”して大変でしょう?」

「自分の方が”ヤラレ”ちゃったりしますよね?」


この言葉を解説しますと、
お客様が発している「よくないもの」「悪いもの」によって
私の心や体の具合が悪くなるでしょう?

そう質問されているのですね。


これは、もう本当に・・・
四六時中投げかけられる
そんな言葉のひとつです。



そして、まるでその、
人に接する仕事をしている人は
「もらう」というのが当然である
という
そんな前提が世の中の常識なんだろうか?と
首を捻りたくなるほど、
当たり前のように
「私は”もらっちゃう”んで
ちゃんと結界を張ったり浄化してます」と
言う方も多いのです。
(本当に必要だとは思えないような方で)


では、私はどうかと言えば。







何もしてません。






というよりも、
世間で言われるような
「もらう」ということは
まず気にしたことがありません






まず第一に思うのは、
その「もらう」というのが、
具体的に何をもらっているのか
具体的に明確に答えられる方は、
そんなに多くないのではないかということです。


だるい、頭が重い、疲労感、頭痛、胃の不調等々・・
そういった諸症状が
「貰ったもの」によって引き起こされているとするなら、
その因果関係を明確に語れなければなりませんし、
立証されなくてはなりません。
勿論、このミエナイセカイに関することは、
再現性が低い事が多く、
だからといってそれが嘘なわけではないという
現実はあると思います。


しかし、当たり前のように、
そういった不調を「人のせい」にするのであれば、
それなりの明確さを
持って語らなければと
私は思うのです。



例えば、私のようなスピ系の仕事など、
「人と話をする」仕事でなくとも、
仕事で他人と
一定時間コミュニケーションをとるということは
それなりの疲労感を呼ぶものです。
感動や興奮などの精神作用がそれを拭う場合もありますが、
大抵はそういった後でも通常疲労がでるものです。
また、カロリーも消費しますので、
現実的なエネルギー不足にもなるでしょう。
その際に、補う食べ物によって、
胃の不調を引き起こすこともありますし、
そこから肩こりや冷えを呼ぶこともあります。



私は「もらう」というのは、
風邪をひくことに似ていると思います。



風邪の原因になることは、
四六時中私達の周りにありますが、
例えば、睡眠不足だったり、
過労で免疫低下状態だったり、
栄養不足だったり、ストレスが溜まっていたり、
なにかしら私達の側に苗床となる状態がある時、
風邪という病気が発芽します。
「もらう」ことによって起こる不調は、
風邪と同じように、
元々私達の側に何らかの受け皿ができていて、
その結果、寒い風に吹かれて咳や熱がでるように、
何かしらの不調として現れるのではないでしょうか。




その受け皿のひとつとしては、
「お客さんからもらう」「ヤラレる」など、
なんとなく、世間でそう言ってるからと、
「私は敏感だからきっとそういう影響受けてる!」と
何でもかんでもそういう方向へ考える考え方・・
つまり偏った考え方があります。


塩風呂や酒風呂に入ったら、
何故気持ちが良くなるのか、
冷静に考えてみてください。


霊的なことやエネルギーが云々の前に、
湯船にゆっくり浸かる事は
水圧によるマッサージ効果で
肉体疲労が軽減する可能性がありますし、
温まることで、血管が拡張し、
血の巡りがよくなるので
自動的に体は緩みます。
軽い運動をしたのと同じ効果がでますので、
夜は通常よりも眠りやすくなります。
塩や酒を入れた風呂は、
何もいれないよりも湯冷めがしにくくなると
そう言われています。
人には体が温まると緩んで
心が「ほっとする」というシステムがあるのです。
(もし、あまりに不安な時があるなら、
そういう時にはペットボトルにお湯を入れて
お腹におくなどすると有効な場合があります)


霊的な効果とは関係なく、
上記のような効果があるのですから、
それらだけでも充分、
「もらった」という状態を改善する可能性があるのです。


よほどの霊的悪影響でない限り、
大抵のことは、
まずベースとなる心の在り方や、
その器となる肉体の取り扱いを考えることで、
かなり改善をすることができます。




「人様のせい」にするのには、
それなりのリスクと覚悟が必要で、
なんでもかんでも
「エネルギー」の話にするのは
あまりにも単純です。




お客さまのせいにする前に、
自分自身の仕事の仕方や、
お客様との関係を見なおしたり、
考え方の偏りについて見なおしたり、
現実的なメンテナンスについて考えたり。
そういった事も大切なのではないでしょうか。



※このテーマについては、
まだ書きたい部分が書けていないのですが、
ちょっと長くなってきましたのでここで終わります。
後日加筆か、または改めて書くかもしれません。




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