10月3日(土)名古屋のイルエルさんにて、
生まれて初めて「魔女」に会ってしまいました。

魔女ですよ、魔女。
魔女っ子でも魔法使いの弟子でもないんです。

セイラムといえば即座に「魔女裁判!」と答えられる程度に
聞きかじってはおりますが、それはどれも西洋のお話。
何しろここは東洋の端っこ日本です。
普段の生活に「おまじない」はあれど、
「魔女」はありませんでした。
ましてや、「本物の魔女」なんて、
お目にかかる日が来るとは思ってもいませんでした。

ところが今回、
魔女・魔術師&占い師にして執筆家の
ヘイズ中村先生が名古屋にいらっしゃったのです。
先生は中学生時代より西洋密儀思想の研究を開始し、
成人してからは複数の欧米魔術団体に参入し、
研究と研鑽を深めてこられた方。

スピ界隈にはびこる自称魔女ではなく、
日本の魔術の世界で第一人者の方とお茶をご一緒し、
”水晶球霊視講座”をご指導いただけるという
盆と正月がいっぺんに来たような企画!


(以下は先生の著作の一部です)

サバトの秘儀 (魔女たちの世紀)/国書刊行会

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決定版 西洋の魔術書/学研パブリッシング

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いやもう、何と言っても・・・・
水晶球で霊視なんて




↑この世界ですよね!

漫画やアニメの中ではもうコレを描いておけば
間違いなくみんな魔女か占い師だと思うでしょう。
水晶球はそれくらいアイコニックなアイテムです。
なんて・・なんて胡散臭くて怪しげなんでしょう!
(ごめんなさい)



ところが。
「魔女とお茶会」が始まってみると・・・。


初めてお目にかかったヘイズ先生は、
しごくまともな方でした。
この世界には、確かに魔術は存在するけれど、
だからといって、寝転がって何も努力をしない者に
ただ利益だけを与えるような
そんなものは存在しないということ、
魔女に大切なものは、
常識と気遣いと現実力であるということを
お話くださったのです。


先生が若き日に出会った異国の素晴らしい魔女達は、
みな、高等教育を受け、
一般社会の中でのマナーを身につけた社会人でした。
レベルが高い方であればあるほど、
ビジネスやご近所付き合いをきちんとなさっていたそうです。


このあたりのお話は、
魔女だけでなく、
スピリチュアルに興味のある方全般にも
ぜひ機会があればお聞きになっていただきたい内容でした。



そしていよいよ
水晶球霊視講座の始まりです。

今回私がご指導いただいたのは、
スクライングというもので、
日本語では「霊視」と訳されるようです。
しかし、これはいわゆる霊能力とは無関係のもので、
あくまでも肉体の目を使った
「何らかの物体や物理現象を見つめることにより、
眼に入った物理的光に対応しない視覚イメージ、
すなわち幻視を得る技法」となります。
これは、健常な視力を持つ人であれば
(矯正を含む)誰にでもできる技法なのだそうです。
一方一般的な霊能力を使ったものは
クレヤボヤンスと呼んで明確に区別されています。


講座の中では、実際に行うにあたり、
様々な注意がありました。

このスクライングでは
水晶球を覗く人自身の
心の奥底が露呈するために、
ある意味では非常に危険な側面があることを
きちんと理解すること、
そして先生が「してはならない」とおっしゃったことは
必ず守ること、
この2つがとても重要なポイントです。


また、水晶球はあくまで道具であり、
それを拝む等のことはしないことや、
球の浄化は特にする必要が無いこと、
スクライングの終了時には、
チョコレートや炭水化物、カフェイン、肉などを摂取して
現実に着地をさせることも教えていただきました。


そしていよいよ実践です。


灯りを落とした中、
無言でみなそれぞれ水晶球を見つめます。

球の中に映像が平面または3Dで見えて来れば成功です。
ヘイズ先生によれば、先生は初めて映像が見えるまでに
およそ6ヶ月かかったそうです。
それを聞いて、やはり何事も努力なのだ・・・!と
改めて「努力」の文字を胸に刻もうと思いました。

一方高橋桐矢先生は物の15分でビジョンが見えたそうです。
この違いは、水晶球を見つめる時の
姿勢や角度がきちんとあっているか否か、
普段の考え方が理屈っぽいか否か等
様々なことが差となって現れるようでした。


そして何故か私は始める前の説明を聞いているうちに、
強烈な眠気に襲われはじめてしまいました。




↑メモしてた文字が眠くてヨレヨレ!
何が書いてあるのか自分でもわかりません・・・。



この状態で実践を開始したので、
その昔の台北の廟で寝るのを死ぬほど我慢したのと
似たような状況に陥り・・・。

また、あくまでも「肉の目」で見ねばならないので、
少し気を抜くとつい「霊の目」が動き始め、
そちらにならないよう
スイッチを抑えるのにも必死になっていました。


後から先生がお話になった所によれば、
水晶球を覗くときには
瞑想と同じような状態になっているので、
人によってはリラックスのあまり
眠くなってしまうのだそうです。



最終的に私を含め、
ほとんどの方が球の中に
なんらかのビジョンまたは
色彩の欠片を見つけたようでした。


今回参加させていただいたおかげで、
何故、水晶を覗く魔女達が、
頭にローブをかぶっているのか、
部屋を薄暗くしているのか、
服やテーブルクロスを黒くしているのか等々、
今まで疑問にも思っていなかったことが
どれも意味があった事にも気づく事ができました。


また「ひとりを恐れない」ということ、
「自分の道のために孤独を恐れない」という
とても大切なことを
教えていただいたと思っています。



ヘイズ先生の著書のひとつ、
「魔女がおしえる幸せ魔法」は
スピリチュアルの世界で迷い悩む方にも
ぜひ手にとっていただきたい一冊です。
オススメですよラブラブ



今回私は
「実際に接してみて初めて伝わる言葉以外のものがある」
ということも学んだ気がしています。


ヘイズ先生、主催者様、
まことにありがとうございました。



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ただし10/10現在残部僅少になっているとのことなので、
欲しい方はお急ぎください。




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