
毎回このロビーを目にするとき、
「ああ、台湾に帰って来たなぁ

と、しみじみするのが圓山大飯店です。
中国の歴史ドラマの宮廷を思い出させるような、
伝統文様とその華やかな様は、
もはや「ドヤッ」な感じですらありますが、
それは、ここが歴史の重要な舞台になってきた
本物のもつ圧倒感なのでしょう。

このホテルは、
日本統治時代に台湾の総鎮守とされていた
剣潭山の台湾神宮の跡地に創立されています。
当時の祭神は、
北白川宮能久親王および
開拓三神(大国魂命・大己貴命・少彦名命)
そして天照大神だったそうです。

こちらはwkiからお借りした画像ですが、
これをみると、
今のホテルが跡地に立っている事が
ほんとによくわかります。
(なんだか胸がぎゅっとします)
現在でも、
ホテルの門の所には、
当時の狛犬が一対並んで座っていますし、
少し山をくだったところには、
鳥居が残っているのを見る事が出来ます。
私は以前、旧神宮時代の遺構に手を合わせ
圓山水神社などお参りをした際
その鳥居もくぐって降りた事がありますが、
ホテルから駅までの道は危ないので

一般の方は車で駅へ行かれる事を
おススメします。
ここ圓山大飯店は、
国家的ホテルとも言われる
台湾の重要なホテルで、
様々な国際会議が行われたり、
各国の王族や著名人、またスターなどが
宿泊することでも知られています。
私がいた時の圓山大飯店では、
ちょうど台湾と中国の外交のトップ会談が開催中で
両岸協力協議の調印式が行われている最中でした。
おかげで、途中の道には警察車両が終結し、
普段はフリーパスな入り口の門の所でも、
一台ずつ全ての車を数人で囲んで検問する状態。
(海外でのこの手の検問は、
ちょっとドキドキしちゃいますね

いつもとまったく様子が異なっている
かなり物ものしい雰囲気でした。
普段タクシーが出入りする玄関前も
ベンツがずらりと並んで停められており、
全ての出入り口は勿論のこと、
あちこちSPだらけでした。

お昼にも関わらず、
ロビーもこんなにガランと・・・・。

この横に人気のティールームもあり、
いつもは人が沢山歩いているのですが・・・。
(各柱の陰には密かにSP達がいますが
写っていませんでした

普段は日本人観光客がかなり多いのですが
規制があったらしく(と聞きました)
私はまったくみかけませんでした。

正面の階段をあがったところに
今回はずらっと色紙が並べられていて、
その中に、
現在、台湾の大統領である、
馬英九氏のものがあったのでパチリ。
ここ圓山には
いくつかお食事ができる所がありますが、
私のおススメは広東ダイニングの金龍庁です。
日本人好みの味付けで、
初めて台湾に来られた方にも
安心して食べていただける御店です。
ディナータイムには来ていましたが、
今回は初めてお昼の金龍庁へ行ってみました。
ランチのセットの中で
軽めの美食銘茶セットをセレクト。

メニューはこんな感じ。
(ちゃんと日本語で表記されてます。)
ちょっとした軽めの点心ですね。

大根餅が一番美味しかったかな。
3人で注文しましたので、
写真に写っているのは一皿3人分です。
これにあとは好きなお茶を急須で頂けます。
私は連日の疲れを癒すために、
烏龍ベースの菊花茶をお願いしました。

金龍の中の様子です。
以前は2Fにあったので、
山の上から見渡す台北の町並みが美しく、
素晴らしい眺望のレストランでしたが、
今は工事中の為か1Fにて営業中。

こちらは以前の2Fだった頃の金龍庁。
チャイナテイストの欄干越しに眺める街が
好きだったので、
あの眺めが見られないのは、かなり残念でしたが、
公式HPにこの画像があるところからして、
また元の場所に戻るのかも!

さて、この圓山大飯店は、
元々台湾神宮だったことからもわかるとおり、
強力なパワースポットです。
その中でも特にパワフルな場所・・
知りたいと思いませんか??
え? 知っても行けない?
大丈夫です。
皆さんの為に、
開運画像をちゃんと写してまいりました!
次の記事でそのあたりをご報告いたします


<DATA>
■ 圓山大飯店(グランドホテル)
住所:台北市中山北路四段1號
交通:桃園国際空港からシャトルバスでホテル下車
TEL:(02)2886-8888















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