
震災が起こってから
原発問題 電力問題など さまざまな問題が浮上し
私たちは「自分がどうしたいのか」を問われる日々が続いています。
何をよりどころとすればいいのか見失い
さまざまな選択肢の中で
心は落ち着かず
日々イライラと気が高ぶっている方も多いようです。
あちらこちらで
過剰に攻撃的な言葉や また
相手をやり込めることによる鬱憤晴らしなど
見ているだけで息苦しくなるような事が行われ
その正当性を主張するのに相手を罵倒することが
「意見を言う」「声を上げる」という事なのだといい
ただ感情的に怒りをぶちまければ良いのだという
何かとてもおかしな風潮が起こっているように見受けられます。
今は 私たち一人一人の人間性が
白日の下にさらされ
問われている時なのかもしれません。
OSHOはこう語っています。
もしあなたが、左右によろめくような感じがして、
自分のセンター(中心)がどこにあるかわからないなら、
それはあなたがもはやハラと繋がっていないことを示している。
つまり、あなたはその繋がりをつくりだす必要がある。
このハラとは
日本語でいう腹、肚だと考えていただければ良いでしょう。
よく「腹が据わる」といいますが、その腹のことです。
ハラにエネルギーを集中してごらん。
それは、臍の下5cmのあたりだ。
人はそのセンターから生に入って来て、
死ぬ時にはそこを通って生から出て行く。
だから、ハラは肉体と魂との間の繋がりのセンターだ。
センタリングを行うことにより
グラウディングしている自分へと自然と変化していきます。
グラウディングとは世界と自分が
パケ詰りしないでコネクトしている状態なのです。







誰でもできる
センタリング&グラウディング
行う時間:夜眠る直前と朝目覚めた直後
瞑想の長さ:5-10分
第一ステップ:丹田の位置を感じる
あおむけに横たわり、
臍の下5cm のあたりに両手を置き、少し押してみなさい。
第二ステップ: 深く息を吸いなさい!
深い呼吸を始めなさい。
呼吸と共にハラセンターが上下するのを感じるだろう。
そして、あなたのエネルギーのすべてをそこに感じてごらん。
あたかも、あなたがどんどん縮んでいって、
ただその小さなセンターとして存在し、
とても集中したエネルギーのかたまりになるかのように
感じてごらん。
第三ステップ:眠っている間にセンタリングする!
第二ステージをやりながら眠りに落ちるのは、効果的だ。
そのとき、センタリングは一晩中持続する。
何度も何度も無意識が去り、ハラにセンタリングが起こる。
つまり、一晩中あなたは知らないうちに、
いろいろな具合に中心と深い接触を持つだろう。
第4ステップ: 再びハラとつながる
朝、眠りが去った瞬間、いきなり目を開けないように。
再びハラに手を置き、少し押してみて、呼吸をはじめ、
再びハラを感じてごらん。
これを5-10分やってから、起き上がりなさい。
これを、毎晩、毎朝やりなさい。
3ヶ月以内に、あなたは
中心が定まっているように感じるだろう。
中心が定まっていることはとても重要だ。
さもなければ、人は分裂しているように感じ、
ひとつにまとまっていない。
彼はジグソーパズルのようで、
すべての断片は統一がなく、全体ではない。
それはよくない状態だ。
なぜなら中心が定まっていないとき、
人は引っ張られるが、愛することはできない。
中心が定まることなしに、
あなたは人生において
習慣的にものごとをやり続けることはできるが、
決して創造的にはなれない。
あなたは最小限に生きる。
最大限に生きることは、あなたには可能ではない。
中心が定まって初めて、
人は最大限の、絶頂の、最高の、
クライマックスの生を生きる。
そして、そんな生だけが「生きる」ことであり、
真実の生だといえる。
センターが定まると、
考えることはしだいに少なくなってくる。
なぜならエネルギーは頭には動かず、ハラに行くからだ。
そこに集中すればすれほど、
あなたは自分のなかに規律ができてくるのを感じるだろう。
そしてそれは自然にやって来るもので、
決して無理やり押しつけられたものではない。
ハラに気づくようになればなるほど、
あなたは生と死をあまり恐れないようになる。
なぜならそれは生と死のセンタ-だからだ。
一度、ハラセンターに調子をあわせるようになると、
あなたは勇敢に生きることができる。
そこから勇気が湧いてくる。
考えることはより少なくなり、沈黙がやってくる。
制し切れない瞬間は少なくなり、
自然な規律と、勇気、根付いている感覚、
しっかりと地に足が着いている感覚がやって来る。
osho japaneseより




