昨日は 上の息子の心臓検査日でした。



息子は1歳3ヶ月の時に
川崎病にかかりました。
発熱が続き
彼の体に赤い発疹が出始めたのを見たとき
私はとても嫌な予感がしたことを覚えています。

それまでも 息子はいつも
周囲が「大丈夫よ大げさよ」と笑っても
この「何とも言えないぞっとする嫌な感じ」
「青白い奇妙なものが覆いかぶさって見える感じ」
または
「何かが息子の中に入っていて
全身が奇妙にこの世界から浮いて
鮮明に見える感じ」のときは
熱が無くても 泣かなくても
私は病院へ走って連れていったものでした。
するとそのたびに100% 息子は
即座に入院することになっていたのです。

このときも同じでした。
それはちょうど 
下の息子が生まれて3週間目のことでした。
周りが笑う中 私は一人タクシーを呼び
息子を抱えてわざわざ遠い小児科へ。
その場で川崎病だと言われ
すぐ総合病院へ運ぶことになりました。

多分 こういうのが
母親の勘というのかなと思っていました。
今思えば あれも
霊感の一種だったのかもしれませんね。

しかし 今でも
この程度の勘働きは
きっと母親なら誰でも 
ある程度できるのだろうと
やっぱり思っています。

川崎病は
後遺症の確率は
10%前後と言われています。
うちの息子の場合は
残念ながらその10%の一人。
心臓の弁膜に障害が起こりました。
治療のための血液製剤で酷い拒絶反応が起こり
一瞬は死に掛けたんですから
生き残った事が丸儲けです。
(私ポジティブすぎますか?笑)


あれから もう何年も
検査検査と通ってきました。
本当に長い日々でした。


結果は来週。
もしかしたら 
今回が最後の検査になるかもしれない
今回はそんな気がしています。


しかし!
病院というのは
本当に眠くなるところですね!
検査待合で
待っている間
私が椅子で熟睡していたのは
息子には秘密なのでした
ニヤリ