本日は立春
つまり 正月節です
明治の改暦があるまで
日本では新月を1とする暦が使われていました
その暦では24の節を区切る日が定められたのですが
2月4日は春の陽の気が動き出す日として
立春という名前になりました
そして中国の漢の時代に
立春の日が1年の始まりとすることが始まり
長い間今日この日が日本では元日だったのです
ところが立春に定められる前は
冬至を含む月を正月の月としていた時代もあったのだとか
さらにこの旧暦が導入される以前の日本では
縄文時代より満月の日を1とする暦が
1000年以上使われていたのだそうです
ちなみに 旧暦でお正月を祝う国は
アジアにはいくつかありますが
今年はバレンタインである
14日がその日にあたるそうなので
1大イベントになりそうです
さて そんなお正月の今日
久しぶりに観音様へお参りに行きました
これまでに
シンガポールのホテルで出会ったメイドさんや
台湾の巫 加子母のシャーマン佐伯さん 等々
何人もの方が
私と観音様の繋がりを口にされていましたが
私が今の仕事を仕事として始めると決めた時
一番最初に訪れたのも
やっぱり観音様でした
久しぶりに訪れた
地元の小さな観音様は
ちらつく雪と
川の上を走り来る風で
訪れる人もいないようでした
私はいつものように順番に
御不動さま 薬師如来さま
そして御本尊さまである
馬頭観音様にお参りをしたのです
それから三十三観音様に頭を垂れながら
奥へとまわり
いつもの奥の院へ上がりました
こちらには
御不動さま 弘法さま そして
サラスヴァーティさまがお祀りされています
座布団の後ろに座り
一人ゆっくりと手を合わせると
私は心の中で
(有難うございます)
と つぶやきました
寒風が吹きつけてくる中
一人瞼を閉じただ頭を垂れていると
しばらくして
すうっと雑念が消えていきます
すると 唐突に
座っている自分の真下の空間に
大きな大きな光り輝く
白と金色の光があることに気がつきました
それは まるで
何十もの太陽の光を集めたような
まばゆく力強い白金色の光です
その光は私とは比べられない
とても大きな大きな光でした
(ああっ!)
突然 その光の中から
一抱えもありそうな光の柱が伸びたかと思うと
私の体を縦に貫いたのです
光柱は私の体の皮膚の内側全てに広がり
頭のてっぺんから天に向かって伸びていきます
観る人が見ていたのなら
きっと私の毛穴という毛穴から
閃光が溢れているかのように見えたでしょう
まるで私の体は
大地と天を結ぶ
光のトンネルかはしごにでもなったようでした
すると 今度は真下の眩き光のなかから
巨大な黄金色の観音様が現れたかとおもうと
なんと やはりおなじように
私の中へ入っておいでになったのです
(大きい!! 無理 壊れてしまう・・!)
観音様は私の体を通り抜けるには
あまりに大きかったのです
『お前は思い込みでお前自身を硬直させているだけなのだ』
まるで私は
観音様を包むただの肉の鎧のようです
私の頭上には
昼なのに夜空が観え
星々が瞬いているように感じていました
観音様は 私を通りぬけ
そして「私」をどこかへ連れていき
何かを教えてくださるようでした
結局観音様は私の体の中に収まったまま
すうっと私は現実へと
帰ってきました
お正月ならではの
お年玉だったのかもしれないなと思いながら
家へと向かう私でありました
つまり 正月節です
明治の改暦があるまで
日本では新月を1とする暦が使われていました
その暦では24の節を区切る日が定められたのですが
2月4日は春の陽の気が動き出す日として
立春という名前になりました
そして中国の漢の時代に
立春の日が1年の始まりとすることが始まり
長い間今日この日が日本では元日だったのです
ところが立春に定められる前は
冬至を含む月を正月の月としていた時代もあったのだとか
さらにこの旧暦が導入される以前の日本では
縄文時代より満月の日を1とする暦が
1000年以上使われていたのだそうです
ちなみに 旧暦でお正月を祝う国は
アジアにはいくつかありますが
今年はバレンタインである
14日がその日にあたるそうなので
1大イベントになりそうです
さて そんなお正月の今日
久しぶりに観音様へお参りに行きました
これまでに
シンガポールのホテルで出会ったメイドさんや
台湾の巫 加子母のシャーマン佐伯さん 等々
何人もの方が
私と観音様の繋がりを口にされていましたが
私が今の仕事を仕事として始めると決めた時
一番最初に訪れたのも
やっぱり観音様でした
久しぶりに訪れた
地元の小さな観音様は
ちらつく雪と
川の上を走り来る風で
訪れる人もいないようでした
私はいつものように順番に
御不動さま 薬師如来さま
そして御本尊さまである
馬頭観音様にお参りをしたのです
それから三十三観音様に頭を垂れながら
奥へとまわり
いつもの奥の院へ上がりました
こちらには
御不動さま 弘法さま そして
サラスヴァーティさまがお祀りされています
座布団の後ろに座り
一人ゆっくりと手を合わせると
私は心の中で
(有難うございます)
と つぶやきました
寒風が吹きつけてくる中
一人瞼を閉じただ頭を垂れていると
しばらくして
すうっと雑念が消えていきます
すると 唐突に
座っている自分の真下の空間に
大きな大きな光り輝く
白と金色の光があることに気がつきました
それは まるで
何十もの太陽の光を集めたような
まばゆく力強い白金色の光です
その光は私とは比べられない
とても大きな大きな光でした
(ああっ!)
突然 その光の中から
一抱えもありそうな光の柱が伸びたかと思うと
私の体を縦に貫いたのです
光柱は私の体の皮膚の内側全てに広がり
頭のてっぺんから天に向かって伸びていきます
観る人が見ていたのなら
きっと私の毛穴という毛穴から
閃光が溢れているかのように見えたでしょう
まるで私の体は
大地と天を結ぶ
光のトンネルかはしごにでもなったようでした
すると 今度は真下の眩き光のなかから
巨大な黄金色の観音様が現れたかとおもうと
なんと やはりおなじように
私の中へ入っておいでになったのです
(大きい!! 無理 壊れてしまう・・!)
観音様は私の体を通り抜けるには
あまりに大きかったのです
『お前は思い込みでお前自身を硬直させているだけなのだ』
まるで私は
観音様を包むただの肉の鎧のようです
私の頭上には
昼なのに夜空が観え
星々が瞬いているように感じていました
観音様は 私を通りぬけ
そして「私」をどこかへ連れていき
何かを教えてくださるようでした
結局観音様は私の体の中に収まったまま
すうっと私は現実へと
帰ってきました
お正月ならではの
お年玉だったのかもしれないなと思いながら
家へと向かう私でありました