ふと 自分のアジアへの
興味のルーツついて振り返ってみた
先日の記事にUPした
例のシルクロードのオープニング
あれの影響を受けているのは
まあ間違いないと思うのだけれども
よく思い返して見れば
幼い私がスキになったとある漫画家の作品群
あれが私をアジアへ
ひいては 目に見えぬ世界へと
誘ったのではないかと気がついた
そう それは 山田ミネコの
最終戦争(ハルマゲドン)シリーズである
(ああっ懐かしい!と声を思わず上げた方
貴方はソウルメイトです←嘘)
全世界が舞台になっているけれども
やはりアジアを舞台にした話のイメージがつよく残っていて
(ヨーロッパが舞台なのは初期に多いですよね)
敦煌やラサという地名やその風景に
なんといっても登場人物として
クマリが出てきた辺りが印象深かったと思う
ご存知ない方のために説明をしておくと
クマリとはネパールで現在も崇拝されている現人神である
クマリ(Kumari、Kumari Devi)は
ネパールに住む女神クマリの化身である。
密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、
ネパール王国の守護神である女神タレジュの生まれ変わりとされており、
国内から選ばれた少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。
中には初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもある。
カトマンドゥのクマリの館に住むロイヤル・クマリが最も有名であり、
国の運命を占う予言者でもある。
クマリという場合、概ねロイヤル・クマリを表す。
(ネパール国内の村や町にも多数存在するクマリは
ローカル・クマリと呼ばれている。)
2001年7月10日に当時4歳で選ばれたPreeti Shakyaに替わり、
2008年10月7日に当時3歳で選ばれたMatina Shakyaが
現在のロイヤル・クマリである。(中略)
クマリは絶大な力を持ち、幸運をもたらすとされており、
多くの人々からの信仰を集める。
日常では、人々の病気の治療、願望を叶える祈願をする。
インドラ・ジャトラの祭りでは、
山車に乗りカトマンドゥの町を巡り人々の繁栄と成功の力を与える。
予言者としては、
役人や政府の元を訪れ供物を受け取り、様々な予言を行う。
wikiより
こういった信仰の世界を
初めて覗き見るきっかけとなったのが
この最終戦争シリーズだった
また この作者独特の人物名が
なんともいえぬ憧憬を与えたのも確かである
破璃(ハリ) 凍河(トウガ) 告(ツグル)
こういった名前のかもし出す響きは
まるで古めかしい音楽のようで
いまだに私の心のどこかを刺激し続けている
また 忘れてならないのが
美しい異形たちであるデーヴァダッタ
(あの設定は本当に素晴しいと思います うん)
一応死んで2時間以内の体か 限りなくご臨終に近い状態でないと
人間に入れなかったはずだったと思うのだが
グリンダのことを思うと
そこの辺りは実はあいまいだったのだろうか?
ところでこのシリーズは非常に長大な物語で
70年代後半からコミックスが出ているが
雑誌の廃刊や連載打ち切りの憂き目に何度もあい
完結していない上に
いわゆるスピンオフが山盛りで
その上小説として出版されていたり
はたまた 同人誌として出されるなどしているので
いったい主人公が誰なのかすら
いまいち判然としなくなってくる
(一応星野が主役なんだけども 汗)
さらに現在もクロスオーバー作品の新刊が出たりもしているので
何十年も追っかけて読んでいるくせに
おそらくその全てを読むことは
まず不可能だろうと思う作品なのである
(コアなファンでも年表作成ですら非常に難しいとの噂)
ちなみに先ほどこのブログを書くために
改めて花とゆめコミックス版の1~3巻を読み返したのだが
(このシリーズは前述の事情により
単純にひとつの出版社から連続で出版されてはいないので
同じタイトルでも新書や文庫などが多数存在している)
どう見ても子供向けとは思われない
ヒトの心の裏表や どうしようもなさが描かれていて
思わずストロベリーコミックス版まで読み返してしまった
もしも機会があれば
絵柄の古さにめげずに
初期のものを読んでいただきたい漫画である

うんうん!わかる~~!というアナタも
え・・ヲタク・・?とドン引きなアナタも
ハルマゲドンが起こらなくて良かったね♪なクリックを!

興味のルーツついて振り返ってみた
先日の記事にUPした
例のシルクロードのオープニング
あれの影響を受けているのは
まあ間違いないと思うのだけれども
よく思い返して見れば
幼い私がスキになったとある漫画家の作品群
あれが私をアジアへ
ひいては 目に見えぬ世界へと
誘ったのではないかと気がついた
そう それは 山田ミネコの
最終戦争(ハルマゲドン)シリーズである
(ああっ懐かしい!と声を思わず上げた方
貴方はソウルメイトです←嘘)
全世界が舞台になっているけれども
やはりアジアを舞台にした話のイメージがつよく残っていて
(ヨーロッパが舞台なのは初期に多いですよね)
敦煌やラサという地名やその風景に
なんといっても登場人物として
クマリが出てきた辺りが印象深かったと思う
ご存知ない方のために説明をしておくと
クマリとはネパールで現在も崇拝されている現人神である
クマリ(Kumari、Kumari Devi)は
ネパールに住む女神クマリの化身である。
密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、
ネパール王国の守護神である女神タレジュの生まれ変わりとされており、
国内から選ばれた少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。
中には初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもある。
カトマンドゥのクマリの館に住むロイヤル・クマリが最も有名であり、
国の運命を占う予言者でもある。
クマリという場合、概ねロイヤル・クマリを表す。
(ネパール国内の村や町にも多数存在するクマリは
ローカル・クマリと呼ばれている。)
2001年7月10日に当時4歳で選ばれたPreeti Shakyaに替わり、
2008年10月7日に当時3歳で選ばれたMatina Shakyaが
現在のロイヤル・クマリである。(中略)
クマリは絶大な力を持ち、幸運をもたらすとされており、
多くの人々からの信仰を集める。
日常では、人々の病気の治療、願望を叶える祈願をする。
インドラ・ジャトラの祭りでは、
山車に乗りカトマンドゥの町を巡り人々の繁栄と成功の力を与える。
予言者としては、
役人や政府の元を訪れ供物を受け取り、様々な予言を行う。
wikiより
こういった信仰の世界を
初めて覗き見るきっかけとなったのが
この最終戦争シリーズだった
また この作者独特の人物名が
なんともいえぬ憧憬を与えたのも確かである
破璃(ハリ) 凍河(トウガ) 告(ツグル)
こういった名前のかもし出す響きは
まるで古めかしい音楽のようで
いまだに私の心のどこかを刺激し続けている
また 忘れてならないのが
美しい異形たちであるデーヴァダッタ
(あの設定は本当に素晴しいと思います うん)
一応死んで2時間以内の体か 限りなくご臨終に近い状態でないと
人間に入れなかったはずだったと思うのだが
グリンダのことを思うと
そこの辺りは実はあいまいだったのだろうか?
ところでこのシリーズは非常に長大な物語で
70年代後半からコミックスが出ているが
雑誌の廃刊や連載打ち切りの憂き目に何度もあい
完結していない上に
いわゆるスピンオフが山盛りで
その上小説として出版されていたり
はたまた 同人誌として出されるなどしているので
いったい主人公が誰なのかすら
いまいち判然としなくなってくる
(一応星野が主役なんだけども 汗)
さらに現在もクロスオーバー作品の新刊が出たりもしているので
何十年も追っかけて読んでいるくせに
おそらくその全てを読むことは
まず不可能だろうと思う作品なのである
(コアなファンでも年表作成ですら非常に難しいとの噂)
ちなみに先ほどこのブログを書くために
改めて花とゆめコミックス版の1~3巻を読み返したのだが
(このシリーズは前述の事情により
単純にひとつの出版社から連続で出版されてはいないので
同じタイトルでも新書や文庫などが多数存在している)
どう見ても子供向けとは思われない
ヒトの心の裏表や どうしようもなさが描かれていて
思わずストロベリーコミックス版まで読み返してしまった
もしも機会があれば
絵柄の古さにめげずに
初期のものを読んでいただきたい漫画である

うんうん!わかる~~!というアナタも
え・・ヲタク・・?とドン引きなアナタも
ハルマゲドンが起こらなくて良かったね♪なクリックを!
