謙虚な姿勢で病のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で人のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で自然のすべてを知ろうとする医者
これが 医者のなすべき事だ
医者は 聡明な人間ではなく
深みのある人間がよい
深みを持て
さもないと 私は
いつでもお前に不可をつけるだろう
骨に刻み
血に流れるようにせよ
(大長今 第34話 『王の怒り』 より)
これは医女見習中のチャングムが
自らの知識に溺れうぬぼれていたことに気が付いたとき
その師であるシン医務官が贈った言葉である
私は時折この台詞を思い出し
自分へと問い掛ける
聡明な人間にはなれそうもない
深みのある人間にもなれそうもない
それなら私はどうするのか
聡明でなくとも 深みがなくとも
すべてを知るための努力をしていくしかない
私は公平だろうか
私の眼が偏っていることを忘れていないだろうか
私には何もできないのだということを見失ってはいないだろうか
嬉しきときに
浮き足だつ事なかれ
哀しきときに
感情に溺れる事なかれ
自らのすべきことを理解し
自分の限りを思う
誉められるとき 上り坂のときこそ
己を厳しく採点し
注意されるとき 進めぬときこそ
客観的に己を見つめること
すべてをしることは
一生かかってもできそうもない
それでも知ろうとする行為は続けねばならない
それによってのみ
「私は知らない」ということを理解できるのだから
謙虚な姿勢で人のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で自然のすべてを知ろうとする医者
これが 医者のなすべき事だ
医者は 聡明な人間ではなく
深みのある人間がよい
深みを持て
さもないと 私は
いつでもお前に不可をつけるだろう
骨に刻み
血に流れるようにせよ
(大長今 第34話 『王の怒り』 より)
これは医女見習中のチャングムが
自らの知識に溺れうぬぼれていたことに気が付いたとき
その師であるシン医務官が贈った言葉である
私は時折この台詞を思い出し
自分へと問い掛ける
聡明な人間にはなれそうもない
深みのある人間にもなれそうもない
それなら私はどうするのか
聡明でなくとも 深みがなくとも
すべてを知るための努力をしていくしかない
私は公平だろうか
私の眼が偏っていることを忘れていないだろうか
私には何もできないのだということを見失ってはいないだろうか
嬉しきときに
浮き足だつ事なかれ
哀しきときに
感情に溺れる事なかれ
自らのすべきことを理解し
自分の限りを思う
誉められるとき 上り坂のときこそ
己を厳しく採点し
注意されるとき 進めぬときこそ
客観的に己を見つめること
すべてをしることは
一生かかってもできそうもない
それでも知ろうとする行為は続けねばならない
それによってのみ
「私は知らない」ということを理解できるのだから