何処にいても何をみても
暗きものどもを視てしまう朋子に対して
私はいくつかのアドバイスをした
その中から例をあげてみよう
まずひとつとして
「視ることにも礼儀があるということ」
朋子のように自分で意識して
「観る」のではなく
勝手に「視えてしまう」状態であったにせよ
私は礼儀が必要だと思うのだ
暗きものどもは常に私たちと共に
この世界に重なるように存在している
彼らの存在する世界が私達の世界と
半分重なっているのだからそれは仕方が無いことなのだ
そして彼らは決して排除されるべきものでもないし
強制的に浄化されるべきものでもない
木が生えているように
水がそこに流れるように
空が青いように
彼らはそこに在るのである
「暗きもの」と呼んでいるからといって
彼らをやたらに叩き潰すようなことは
まったく不必要なのだ
「明るいものども」がいる数と同じだけ
彼らはただそこに在るのだから
ただし 「結ばれ」なければ であるが
例えば電車にあなたが乗ったとしよう
電車の乗客の中に
明らかにおかしい風体の人がいる
あなたはその人に最初気がつくとぎょっとするかもしれない
しかし次の瞬間目をそらさないだろうか?
そして同じ空間にいながらも
まるでその人が存在しないかのように
見てみぬ振りをしないだろうか?
逆にあなたが誰か通りすがりの人から
じろじろ見られたりしたら
あなたはどう思うだろう?
なんであの人は見るのだろうと気になって
ついその人を意識してしまったりしないだろうか?
申し訳ないことに
文章ではうまく説明できないのだけれども
つまりこういった暗き存在を
うっかり視てしまったにせよ
意識を向けないとか
気がついていない振りをする ということは
とても重要だったりするのだ
意識を向けてしまうということは
相手とエネルギーの交流を図っていることになる
そのパイプが太くなればこそ
様々な影響が現れたりするのである
(もちろんそうでない例もたくさんあります)
まぁもっと単純に言えば
じろじろ見たり きゃあきゃあ言うのは
誰だって気分良くないし
自分に関心あるのか?と思われても仕方がないってことだ
そういう意味で礼儀をわきまえろということである
もちろん自分に自信があって
どうにかしてやろうと思っているのなら
そういう方はお好きにしてくださいとしか言いようが無い
私はたいていどんなものも
ある一面だけの存在では無いと思っている
人間の思う「善」や「悪」の概念は
ミエナイ世界ではそれほど通用しなかったりする
純然たる「善」は
人間が思う「善」とは相容れなかったりするし
それはもはや私達の認知できる領域ではない
すなわち暗きものども=悪ではないのだ
宗教的な言い方に習えば
どんなものにでも仏性があるという
そんな言い方になろうか
不動明王やカーリーの怖ろしげな顔を見るがいい
あの顔を観じたとき
中にはただ怖ろしき悪鬼としか
思えない人もいるのだから
このとき顕現していた様々なものは
基本的に朋子のエネルギーを
餌にして発現しているのは私には明らかだった
いざ ということが起これば
何かほどこそうと思ってはいたが
基本的にこれは
彼女にとって必要なお知らせであると思っていたので
あえてアドバイスをするに留めていた
何故そうなのかということなど
このあたりの話は申し訳ないことに
かなり彼女のプライバシーに関わるので
さすがに公表は差し控えさせていただきたい
ただひとつ言えるのは
彼女は確かに暗きものを打ち破ることは出来た
しかしそれはあまりにも無慈悲なやり方だった
無慈悲であるがために
ついにはオヌまで顕現してきたのだった
それは彼女のプライベートを
分かりやすい形で見せてくれていたのだと思う
どんな人どんなもの全てに
仏性があることを忘れてはいけないし
私たちは純化された世界では
存在していないのだということを理解しなくてはいけない
最終的に私の母が入院したこともあり
朋子にはこちらに来るのを辞めてもらった
どっちにしろ一人で考える時期が彼女には必要だった
こちらへ来なくなりしばらくは
塩をもったり掃除をしたりなど
私の一言アドバイスを聞いて行動をしてはいた
そのうち彼女は
殆どそういったものを視ることが無くなっていった
同僚の顔も殆ど以前と同じように
普通の顔に見えるようになっていき
今ではまったく普通の銀座OLとして生活している
今回のこの話は
随分皆さんが楽しみにしてくださったようで
本当に有難いことだったけれど
核心部分を書くことをかなり迷った
そこは朋子の
あまりにプライベートに関わるところなので・・
何しろ私自身彼女にまだ
この核心部分を話すことができずにいる
書き始めたときには
臭いの話だけ書くつもりだったのだが
結局アバウトな全体の話になってしまい
本当に申し訳ないことになってしまった
いづれ形を変えて
この話でお伝えしたかったことを
もう少し書いてみたいと思います
暗きものどもを視てしまう朋子に対して
私はいくつかのアドバイスをした
その中から例をあげてみよう
まずひとつとして
「視ることにも礼儀があるということ」
朋子のように自分で意識して
「観る」のではなく
勝手に「視えてしまう」状態であったにせよ
私は礼儀が必要だと思うのだ
暗きものどもは常に私たちと共に
この世界に重なるように存在している
彼らの存在する世界が私達の世界と
半分重なっているのだからそれは仕方が無いことなのだ
そして彼らは決して排除されるべきものでもないし
強制的に浄化されるべきものでもない
木が生えているように
水がそこに流れるように
空が青いように
彼らはそこに在るのである
「暗きもの」と呼んでいるからといって
彼らをやたらに叩き潰すようなことは
まったく不必要なのだ
「明るいものども」がいる数と同じだけ
彼らはただそこに在るのだから
ただし 「結ばれ」なければ であるが
例えば電車にあなたが乗ったとしよう
電車の乗客の中に
明らかにおかしい風体の人がいる
あなたはその人に最初気がつくとぎょっとするかもしれない
しかし次の瞬間目をそらさないだろうか?
そして同じ空間にいながらも
まるでその人が存在しないかのように
見てみぬ振りをしないだろうか?
逆にあなたが誰か通りすがりの人から
じろじろ見られたりしたら
あなたはどう思うだろう?
なんであの人は見るのだろうと気になって
ついその人を意識してしまったりしないだろうか?
申し訳ないことに
文章ではうまく説明できないのだけれども
つまりこういった暗き存在を
うっかり視てしまったにせよ
意識を向けないとか
気がついていない振りをする ということは
とても重要だったりするのだ
意識を向けてしまうということは
相手とエネルギーの交流を図っていることになる
そのパイプが太くなればこそ
様々な影響が現れたりするのである
(もちろんそうでない例もたくさんあります)
まぁもっと単純に言えば
じろじろ見たり きゃあきゃあ言うのは
誰だって気分良くないし
自分に関心あるのか?と思われても仕方がないってことだ
そういう意味で礼儀をわきまえろということである
もちろん自分に自信があって
どうにかしてやろうと思っているのなら
そういう方はお好きにしてくださいとしか言いようが無い
私はたいていどんなものも
ある一面だけの存在では無いと思っている
人間の思う「善」や「悪」の概念は
ミエナイ世界ではそれほど通用しなかったりする
純然たる「善」は
人間が思う「善」とは相容れなかったりするし
それはもはや私達の認知できる領域ではない
すなわち暗きものども=悪ではないのだ
宗教的な言い方に習えば
どんなものにでも仏性があるという
そんな言い方になろうか
不動明王やカーリーの怖ろしげな顔を見るがいい
あの顔を観じたとき
中にはただ怖ろしき悪鬼としか
思えない人もいるのだから
このとき顕現していた様々なものは
基本的に朋子のエネルギーを
餌にして発現しているのは私には明らかだった
いざ ということが起これば
何かほどこそうと思ってはいたが
基本的にこれは
彼女にとって必要なお知らせであると思っていたので
あえてアドバイスをするに留めていた
何故そうなのかということなど
このあたりの話は申し訳ないことに
かなり彼女のプライバシーに関わるので
さすがに公表は差し控えさせていただきたい
ただひとつ言えるのは
彼女は確かに暗きものを打ち破ることは出来た
しかしそれはあまりにも無慈悲なやり方だった
無慈悲であるがために
ついにはオヌまで顕現してきたのだった
それは彼女のプライベートを
分かりやすい形で見せてくれていたのだと思う
どんな人どんなもの全てに
仏性があることを忘れてはいけないし
私たちは純化された世界では
存在していないのだということを理解しなくてはいけない
最終的に私の母が入院したこともあり
朋子にはこちらに来るのを辞めてもらった
どっちにしろ一人で考える時期が彼女には必要だった
こちらへ来なくなりしばらくは
塩をもったり掃除をしたりなど
私の一言アドバイスを聞いて行動をしてはいた
そのうち彼女は
殆どそういったものを視ることが無くなっていった
同僚の顔も殆ど以前と同じように
普通の顔に見えるようになっていき
今ではまったく普通の銀座OLとして生活している
今回のこの話は
随分皆さんが楽しみにしてくださったようで
本当に有難いことだったけれど
核心部分を書くことをかなり迷った
そこは朋子の
あまりにプライベートに関わるところなので・・
何しろ私自身彼女にまだ
この核心部分を話すことができずにいる
書き始めたときには
臭いの話だけ書くつもりだったのだが
結局アバウトな全体の話になってしまい
本当に申し訳ないことになってしまった
いづれ形を変えて
この話でお伝えしたかったことを
もう少し書いてみたいと思います