<前回の日記の訂正>
私のアセンダント(出生時に真東にいる星座)は
第1室に入っている月と
第12室に入って いる天王星に挟まれるように位置しているので
冥王星がひっついている云々と書いたのは
まったくの間違いでした
冥王星は別のところからにらみを効かせている模様です
(ちなみに冥王星が醜の星という断定も
Cさんの解釈ではなく 他の占い師さんの受売りです)


私がCさんの鑑定を受けたのは
実はもう3ヶ月ほど前のことになる
いつもセッションを受けてくださっていたので、
一度お返しで鑑定していただこうかなと思ったのだ。

鑑定を受ける際
とにかくひたすらCさんの話す言葉を
用意した専用ノートに口述筆記をしていった

Cさんの鑑定はとにかく早口で、
一気に情報を専門用語で伝えてくださるので、
鑑定の際には録音かメモをしなければ聞き漏らしも多いらしく、
まして占星術用語がまったくわからない人は
聞いただけでは分からず後から自分で調べることもあるらしい。
(私もそのひとりで、後から相当調べました)
Cさんもご自身のブログにて
自分の鑑定を受ける際には録音かメモをして
終わった後に録音したものを聴くか
メモを読んで理解することをすすめている
(彼女自身が鑑定の際は質問をあまり好まないそうで、
基本的に自分が読んだものを拝聴するという形式を
一番に推奨している。
それがヨーロッパスタイルなのだそうだ。
ただ今回の私には質問に答えて下さった)


それで私も鑑定を受けた際には、
まずメモをとることを第一にして、
Cさんが一息おいたタイミングが見計らって
質問をするということをした


昨日の日記も
そのときのメモを元に書いたものであった

鑑定を受けた時にも、
占星術ってなんだろうと思う部分は多かったのだが
日にちが過ぎるに連れて
私はこの心理占星術というものの
ある使い方に気が付き始めたのである

私はある日ある時ある瞬間突然に
なんの理由もなく
脱法ドラッグが欲しくなった
それは穏やかなある昼下がりだった
うららかに太陽の光は降り注ぎ
外では小鳥が鳴いていた
そのときの私は
これといって思い当たるような悩みもなく
のんびりと横になっていただけだった
それが突然PCに向かい薬物を探し始めたのである
ひたすらリキッドやらなんやらを選びつづける自分を
もうひとりの自分が不思議な気持ちで見つめていた

私はどうしたのだ?

それからの私は丸2日
ネットに流れる世界の残虐なリンチの動画や
テロリストに処刑される人々の動画を見続け
その合間に脱法ドラッグを探していた
その上なぜなのか アルコールがほしくなったのである
3日目にしてはっきり私はおかしいと感じていた
何一つ理由がないのだ
何も思い当たらない
そして何より私は
これは私自身の欲求ではないと感じていたのだ
私は私を観察し続けた

そんなとき ふと 思いつき
鑑定メモを開いてみた
するとどうだろう
なんと私唐突にドラッグに関心を持ち始めたその日に
「幻覚」「迷い」「イリュージョン」「不安」「薬物」などを意味する海王星が
私の「思考」と「コミュニケーション」をつかさどる出生の水星に
一度の狂いもなく「合」しているのである
偶然だろうと思いながらも
私はあることを思い出してはっとした


ちょうどCさんとお話させていただいたとき
その前日に やはりなんの前触れもなく
私は5年つきあった彼氏と別れようと決めた
それは突然の決断で そこに感情はまるでなかった
するとCさんはこういったのである

「ああ ちょうど昨日から
○○星が○○してますから
別れたいと思ったんですよ」

私は まさかそんな と思いながら
改めて鑑定の結果と手帳を照らし合わせ
いくつか検証をしてみる
すると やはりそうなのだ
私が「自分自身の感情ではない感情」をかんじるとき
必ずそれに対応する星が動きを見せているのである

いやその言い方には語弊があるだろう
死にたくない人間を催眠術で自殺させることはできない

それと同じで
私のどこかに欲求や要因が存在し
それが刺激をされて顔を出すのだ

その刺激は「働き」と言い換えることができる

現実的な出来事や実際の感情に起因せず
他者の働き(wave)よって顕在化していく心のパーツ
その働きのひとつが「惑星の力」であると気が付いたのだ

例えばそれは陰陽の働き 邪気の働き 神仏の働き
そんなものと完全に隔絶した働きだとは言えないけれど
私は惑星と そして生き物であるところの自分を
生々しく実感したのである


(センシティブというはなし:4へ続く)