PCの調子のせいで
いくつかのブログが開けないのだと思っていたら
実はまったくPCのせいではなく
現在プロバイダと契約していないので
ダイヤルアップで接続しているため
画像の多いページを開くのに
とてつもなく時間がかかっているだけと判明しました
勘違いしてPC云々の書き込みしてしまい
一部の方々にご迷惑をおかけしました
誠にすみませんでした
もう少しで開通すると思われますが
それまで中々みなさまのところを
覗かせていただきにくい状況が続いております
何だ 覗きにも来やしないから
この際縁切ってやるかなどとおっしゃらず
どうぞ年寄りに温かい目を向けてやってくださいませ
何しろ敬老の日でございますから (*´∇`*)

さて 接続の問題から
最近PCと戯れる時間が極端に少ないので
その分温泉に行ったり
新しい人たちとの出会いが会ったり
お参りに行った先で 殆ど空っぽの財布から
泣きそうになりつつ賽銭を上げたりしながら
合間は読書にいそしんでいる
おかげさまでまだ老眼ではないのか
読書スピードはぼちぼちなので
毎日3冊借りては3冊返却というペースで
小さな町の図書室を地道に覇中である

実は何を隠そう
私は竹内久美子氏の書かれる
動物行動学の本に
かつてノックアウトされたかけたことがある
以前私のブログで取り上げたことがあるので
ご記憶の方もおいでかもしれない
竹内氏の書かれる遺伝子の戦略ぶりは
かねてより私が考えていた
「肉体」と「精神」と「魂」の諸問題と
その導き出した回答を補完するのに
一役買ってくれている

例えば「愛は存在するのか」という
あまりに茫洋とした問いに対して
竹内氏の著作「千鶴子には見えていた!」は
あるひとつの研究を紹介している
それは有る意味驚くべき研究である

まず私が第一に驚いたのは
2004年の段階において
他者に対する愛着や
心の絆の形成に関わっていると考えられる物質が
既に特定されているという事実だ

その物質の名前はパソプレシン
このパソプレシンとは
9個のアミノ酸からなる
ペプチドホルモンであり
脳下垂体から分泌されている物質だ
つまり私たちの脳みそが生み出している
ホルモンのひとつなのである

このパソプレシンが多いと
愛情深いのかというと
コトはそう簡単ではなく
このパソプレシンを受け取るための
受容体の遺伝子が重要なのである
何故かというとこういった物質は
脳の中の受容体に結合することで
初めてその働きが発揮されるからである
受けてくれるものがなければ
パソブレシンは単純に
リンパや血中を浮遊しているだけの
なんの影響もしないものなのだ
これはいわゆるセロトニンなどの働きを
考えていただければ良く似ていると思うので
お分かりいただけるのではないだろうか?
鬱病などの精神病の原因のひとつとされているのが
セロトニンレセプターの問題だからだ

結論を簡単に言えば
このパソプレシンを受け取り
その情報をより発現させやすい
塩基構造(マイクロサテライト)が
存在していると
即ち「愛情深く」なるのであり
それが無ければ「他者に無関心」になるのである
これはアメリカでM・Mリム氏らが
とある動物で研究実験した結果
発見されたもののようだ

ちなみその研究結果によれば
このマイクロサテライトを持たない
アメリカハタネズミのオスの脳に
ある種のウィルスを
パソプシンペクター(運び屋)として
マイクロサテライトを送り込んだ結果
本来子育てなどの愛情行動を取らないとされる
アメリカハタネズミのオスが
愛妻家でいわゆる子煩悩で子育てをする
マイホームパパに大変身したのである
その上
このマイクロサテライトの
脳内でのリターン回数が多いほど
より妻を愛しより子供の面倒を見るという
そんな結果まで出てしまっている
そして勿論
このパソプシン受容体遺伝子の
マイクロサテライトによるリターンは
人間でも発見されているのである
(ハタネズミの繰り返し構造に相当するものが
人類にも発見されたのである!って 哺乳類だからやっぱ・・・笑)

どうやら「愛」が生み出されているのは
このマイクロサテライトからというのが
現在の現代科学の研究結果のようだ

これが「全て」だとは
もちろん思わないけれども
これも現実のひとつなのだなぁと思うと
とても私には面白いなと思う
元々感情の源泉は
いったいどこから発生しているのかという問題で
私はホルモンなどの化学作用=感情というのも
ひとつの正しい結果だと長年考えてきているので
この研究結果にはうなづくところがある
(もちろん「化学反応=感情の全て」とは思っておりませんが)
自分がスピリチュアルに関わるようになってから
より客観視できる視点を持つようになるために
ときおりこんな本を読んでみたりしている私なのだ
人は心だけ魂だけでは生きてはいないのだから

肉体に隷属する魂
見えない体に隷属する魂
浮遊するエネルギーに属する魂
いろいろが組み合わさって
私たちは出来上がっている

朱珠ちゃんと中華を食べながら
鯨とイルカの違いは だの
鹿の角の感覚はね などと
語りまくっていたら
ハヌル・・何の先生になる気よ?と
思いっきり苦笑されてしまった
苦笑しながらも
今日は私の奢りだよ と
二人分払ってくれた朱珠ちゃんなのだった