しばらくブログをアップしていない間
私は久しぶりにいろいろな本を読んでいた
それは仏教やラーマーヤナなどの
宗教に関わるものだったり
食べ物の本だったり
旅行記だったり
また
ある種のルポルタージュだったりした
その後今度は
レンタル店へ通い詰めては
韓国の時代劇を延々と見続けていた
日によっては一日で
DVDを8枚も立て続けに見た
私はずっと考え続けた
「義」とはなんだろうか と
ミエナイ世界をナリワイにして
そうして暮らしている私は
時に自分で怖くなることがある
いつの間にか心のどこかに
ほんのぽっちりでも
自分が誰かを救えるなどと
卑しくも おこがましい考えを
抱いていやしないのか
気がつけば無意識に
自問自答を繰り返す
「自分が誰かより優れていると思っていやしないのか?」
例えば使命だとか
例えば生まれてきた意味だとか
そのようなことを
私も考えていた時期もあった
生きるということに苦闘し
苦悩する自分を哀れみ
そこにはきっと意味があるはずと
そうでなければこんなにも
つらい日々が続くはずがないと
そう思いたかったのだと思う
この世の全てを呪ったあの日まで
私はきっといつか幸せになる日が来るのだと
何かが私を救って愛し満たしてくれるのだと
恋焦がれてもがいていた
やがて光が落ちてきたあの日より
私は「理由」探しをしなくなっていった
時によりミエナイ世界を
私に指し示してくれる人を
探したりもしたけれど
少しずつそうじゃないんだなと
思うようになっていった
本を読み映像を見て
様々な経験や体験を積み重ねた
「人類の歴史」に触れるとき
自分の無力さを痛感し
茫漠たる気持ちになるのだ
この「歴史」の痛み
「人の世」の苦しみの前で
私は ただただ
おろおろと
部屋の中を歩き回リ続ける
どんな美しい言葉も
どんな綺麗な言葉も
ただこの圧倒的な力の前で
私には何の意味も見出せない
私には何も救えない
それを忘れないために
私は世界を見続ける
苦しい人に
悲しいひとに
悩む人に
欲する人に
私は何も出来ないということを
忘れないために
愚かで
無力で
たゆたうように
そうして今日も
私は自分に問いかける
「自分を特別だと思っていやしないか?」 と
ただ おろおろと
ただ おろおろと
「愛」という名の下に
「義」という名の下に
私は久しぶりにいろいろな本を読んでいた
それは仏教やラーマーヤナなどの
宗教に関わるものだったり
食べ物の本だったり
旅行記だったり
また
ある種のルポルタージュだったりした
その後今度は
レンタル店へ通い詰めては
韓国の時代劇を延々と見続けていた
日によっては一日で
DVDを8枚も立て続けに見た
私はずっと考え続けた
「義」とはなんだろうか と
ミエナイ世界をナリワイにして
そうして暮らしている私は
時に自分で怖くなることがある
いつの間にか心のどこかに
ほんのぽっちりでも
自分が誰かを救えるなどと
卑しくも おこがましい考えを
抱いていやしないのか
気がつけば無意識に
自問自答を繰り返す
「自分が誰かより優れていると思っていやしないのか?」
例えば使命だとか
例えば生まれてきた意味だとか
そのようなことを
私も考えていた時期もあった
生きるということに苦闘し
苦悩する自分を哀れみ
そこにはきっと意味があるはずと
そうでなければこんなにも
つらい日々が続くはずがないと
そう思いたかったのだと思う
この世の全てを呪ったあの日まで
私はきっといつか幸せになる日が来るのだと
何かが私を救って愛し満たしてくれるのだと
恋焦がれてもがいていた
やがて光が落ちてきたあの日より
私は「理由」探しをしなくなっていった
時によりミエナイ世界を
私に指し示してくれる人を
探したりもしたけれど
少しずつそうじゃないんだなと
思うようになっていった
本を読み映像を見て
様々な経験や体験を積み重ねた
「人類の歴史」に触れるとき
自分の無力さを痛感し
茫漠たる気持ちになるのだ
この「歴史」の痛み
「人の世」の苦しみの前で
私は ただただ
おろおろと
部屋の中を歩き回リ続ける
どんな美しい言葉も
どんな綺麗な言葉も
ただこの圧倒的な力の前で
私には何の意味も見出せない
私には何も救えない
それを忘れないために
私は世界を見続ける
苦しい人に
悲しいひとに
悩む人に
欲する人に
私は何も出来ないということを
忘れないために
愚かで
無力で
たゆたうように
そうして今日も
私は自分に問いかける
「自分を特別だと思っていやしないか?」 と
ただ おろおろと
ただ おろおろと
「愛」という名の下に
「義」という名の下に