昨日また彩雲を見た
あまりにはっきりと鮮やかで
それは本当に絵巻物に書いてあるとおり
空に浮かんで5色に輝いていた
以前の日記で彩雲のことを書いたけれど
あれは「縦虹」と呼んだ方がよいようなもので
こういったものを見たことが無かった私には
「彩雲」との区別がつかなかったように思う
昨日私が見たものは
ぽっかりと空に浮かぶまさに雲
まるで孫悟空ののっている筋斗雲のようで
ぽっかりとそこにひとつだけ浮いていた
その周りは少し離れて真っ白な絹のような雲がたなびいて
青い空 まるで天女の羽衣のような薄絹の白雲
昨日は一日あまりにも綺麗な空で
まるで絢爛豪華に綾なすタンカのよう
もしここに神秘が描かれていると
そう誰かに言われたなら
単純な私はきっと信じてしまっただろう
自宅の駐車場で車を降りたとき
私は思わず振り返って空を見上げた
するとそこに 5色に輝く雲があったのだった
一目でこの前のものとは違うと分かった
はっきりと鮮やかに
煌めく美しい虹色の雲
しかも 眺めているうちに
なんとその雲の足元に
もうひとつ小さい5色の雲が
湧き現れたのだった
そして それは
ほら、と指差す私と一緒にそこにいた
私の子供たちや私の弟には
何故か見えていないのだった
たまたま何かの偶然で
彼らの目には映らなかったのだろうか
指を指し示しても
彼らは何の反応も示さない
不思議な気がした
あんなにはっきりとそこに在るのに
それもかなり大きくはっきりと
あれがなんだったのか
結局私にはわからない
携帯を持っていなかったので
残念ながら撮影して載せることが
出来ないけれど
だからこそ見れたのかな なんて
そんな気持ちにもなる
あれはそう
眺めていると
ココロが滑らかになるような
艶やかな桃色の波長が胸に広がるような
そんな不思議な空のカタチ
世界が発する
かそけき囁きは
あまりに時にか細く思えて
私は聞き間違いかと思ってしまう
でも きっと
私がどう思うおうとも
どう解釈しようとも関係なく
声で カタチで 様々に
現れて消えていく
人はそれを「不思議」と呼ぶのかもしれない
あまりにはっきりと鮮やかで
それは本当に絵巻物に書いてあるとおり
空に浮かんで5色に輝いていた
以前の日記で彩雲のことを書いたけれど
あれは「縦虹」と呼んだ方がよいようなもので
こういったものを見たことが無かった私には
「彩雲」との区別がつかなかったように思う
昨日私が見たものは
ぽっかりと空に浮かぶまさに雲
まるで孫悟空ののっている筋斗雲のようで
ぽっかりとそこにひとつだけ浮いていた
その周りは少し離れて真っ白な絹のような雲がたなびいて
青い空 まるで天女の羽衣のような薄絹の白雲
昨日は一日あまりにも綺麗な空で
まるで絢爛豪華に綾なすタンカのよう
もしここに神秘が描かれていると
そう誰かに言われたなら
単純な私はきっと信じてしまっただろう
自宅の駐車場で車を降りたとき
私は思わず振り返って空を見上げた
するとそこに 5色に輝く雲があったのだった
一目でこの前のものとは違うと分かった
はっきりと鮮やかに
煌めく美しい虹色の雲
しかも 眺めているうちに
なんとその雲の足元に
もうひとつ小さい5色の雲が
湧き現れたのだった
そして それは
ほら、と指差す私と一緒にそこにいた
私の子供たちや私の弟には
何故か見えていないのだった
たまたま何かの偶然で
彼らの目には映らなかったのだろうか
指を指し示しても
彼らは何の反応も示さない
不思議な気がした
あんなにはっきりとそこに在るのに
それもかなり大きくはっきりと
あれがなんだったのか
結局私にはわからない
携帯を持っていなかったので
残念ながら撮影して載せることが
出来ないけれど
だからこそ見れたのかな なんて
そんな気持ちにもなる
あれはそう
眺めていると
ココロが滑らかになるような
艶やかな桃色の波長が胸に広がるような
そんな不思議な空のカタチ
世界が発する
かそけき囁きは
あまりに時にか細く思えて
私は聞き間違いかと思ってしまう
でも きっと
私がどう思うおうとも
どう解釈しようとも関係なく
声で カタチで 様々に
現れて消えていく
人はそれを「不思議」と呼ぶのかもしれない