これ

久しぶりに 最終回で
ウソーーーー

思わずテレビの画面に向かって
ここまできて ありえんしっ と
突っ込んでました

この ありえなさは
バリでの出来事以来のショックでしたでしょうか
(いや あっちのが衝撃でかかったな 笑)
とにかく主人公のキム ナラが
金の力に翻弄されて
とことんどん底まで落ちていくんですねー
金の力といっても
それは自分の父親が悪徳闇金に
借金をしてしまったせいで
ナラが悪かったわけじゃないんだけども
結局 その借金のために
・父親 借金のかたに臓器売買を迫られ自殺
・母親 ショックで脳出血→死亡
・婚約者 破談
・会社 首→無職
・家 借金のかたに取られホームレス
こんなことが
短期間に どっかーんと
襲い掛かるわけです
バリバリのエリート証券マンだったナラ
それが
あっという間に
飢えから
道路のゴミを漁る生活です
しかも そのゴミは
ネズミ避けに殺鼠剤が混入されていて
知らずに食べたナラは
路上で倒れ死に掛ける始末・・
ここまでの展開は
息もつかせぬスピードで
人間 悪いほうへ転がりだすと
本当にこうなんだよね・・・と
身につまされます
私も 幼いころ
父親が保証人に倒れをされて
ナラほどではなかったけども
こういうメにあったので
ちょっと思い出しました

しかし 元々 ソウル大出身で
頭がよかったナラは
自分の頭を使い
どん底から這い上がってきます
そして なんと
自分の家族を破滅させた
あの闇金屋 マ ドンポ社長の元で
自ら働くことにしたのです
ここからが
これまた スピードあふれる展開で
毎日OAにかぶりついてました

別れた婚約者の前にライバルとして登場したり
5万ウォンを盗んだり
激しいカーチェイス
頭脳戦略
化かし化かされ 気が抜けません
ナラの師匠となった
貸し金界の大物は こういいます
「金がなぜ魔物といわれるかわかるか?
金のために人は 憎い相手とも手を結ぶからなのだ
金が悪いのではないのだよ」
深い 深いですよ
手段は手段に過ぎないのですね
すべては 使う側の考えであり
どんなに偉大な力も どんなにすばらしい力も
なぜ 偉大でありすばらしいか
それは 使う人が真摯な気持ちで使うからこそなのです
そうでなければ
たとえ 神の力であろうとも
使う者によって
それは 魔神の力と化すのでしょう
クム ナラ
その名前は 「金の国」という意味
金のためにどん底に落ち
金のために悪を知り
金のために正義を知り
そして ナラの行く先は・・・
テーマ曲の SIMPLE LIFE
この曲のおかげで
ドラマへのテンションあがりまくりでした
この歌も 超おすすめですよん

Money War (official main theme) OST "Simple Life" by Sweet Sorrow