ご飯ちょうだい!


取り上げるフリして

からかうと怒る犬🐕💢
それが
楽しくてついやっちゃう
ダメなやつ
ひらめき



20代の時

友達だったマユミ

お酒が好きで

歌手になる夢があって

楽しい人ではあった


一人暮らしで

拾った犬に

チャコと名付けてた


しかし

結婚すると

旦那さんは

犬嫌いだったらしく

そうすると

チャコも懐かない真顔

それが余計

可愛くないのか真顔

チャコが邪魔で

蹴りいれることがある!

と言ってたのガーン

一応、庇うとは

言ってたけれど

弱気にも思えた


その時のあたしは

ひどい!と言いつつ

犬飼った事ないし

犬好きでもないし

どこか

他人事だった気がする


チャコが

老衰で亡くなったとき

マユミは泣いたと

言ったけど

同時期に

赤ちゃんが

産まれてきたので

タイミング良く

子供がいてくれて

良かった

と言ってた


分かるけど

やっぱりひどいと

感じていた


チャコは

ただただ

寂しさを埋めるために

いたの?

旅行も自由に行って

ひとりぼっちのまま

3日も4日も

帰らぬ飼い主を

待っていたじゃないか。

飼い主は

大人しい犬だから

飼いやすいよ

と皆に言っていた

犬嫌いの旦那からも

満足に守ってもらえず

亡くなれば

赤ちゃんがいるから

大丈夫

だなんて


犬と暮らすようになって

色々とあの頃の

記憶が蘇り

改めて

チャコを思うと

切なくなる


いつしか

マユミとは

連絡を断つようになった

犬と関係なく

思う事が色々あったから


あたしは

あくまでも

第三者🐕


きっと

マユミとチャコにしか

分からない楽しいこと

絆は

あったはず

と思いたい真顔


ペットは

体力も

生活も

時間も

捧げなきゃ

笑ってくれない

きっと真顔


それでも

逝ってしまった時

足りなかったものを思い

後悔する

そんな気がしている