関東に住んでた頃
沖縄の離れて住んでいる
親と会えるのは
後何回なんだろうと
考えた事がある


フラッと

立ち寄れる距離じゃない

せいぜい年に1回か2回

考えてみたら

一緒にいられるのは

おそろしく短いにっこり

そう思ったら

親と近くに

住んでる人が

羨ましかった

あの頃


しかし

ある人は言った

親が近くにいて

長生きだからって

決して良いとは限らない


その人自身は

60過ぎていて

親御さんは

90くらいのかなり高齢

命に別状はなくても

生活に不自由があり

誰かしらの力が必要だった


本音しか

ものを言わない人だから

本気で

良いとは限らない

思ってたのでしょう


その人は

母が高齢になり

耳も遠く

日によってボケたり

性格も変わるし

話し合いにならなくて

辛いと

よく愚痴をこぼしてたな


あてのない

生活のサポートは

心労が蓄積されるよね


あたしの母は

80歳になれず他界し

今も寂しいけど

ある意味

寂しいと思われるうちに去り

悪くない終わりを

迎えたのかな、と思う


曖昧な言い方は

確信ではないから


どこかで

そんな考えでは

いけない否定と温情が

ありつつ

現実世界の冷淡さを

秤にかけたまで


日曜日

疲れたけど

思い出の教会近くを

散歩でもしようかな