6月9日 宮日新聞 | 宮崎県繁殖農家のブログ

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宮崎県の繁殖農家の娘です。
口蹄疫をきっかけにブログを書き始めました。
8月27日の終息宣言を迎え、現在はのんびり田舎日記を更新中です。

6月9日付 宮崎日日新聞より転載

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効率低下、事故の危険増 梅雨期埋却遅れ懸念

 地盤がぬかるんで牛や豚の埋却作業を遅らせたり、消毒液を流したりしてしまう「雨」に、口蹄疫対策の関係者は懸念を強めている。
 
 宮崎地方気象台によると、梅雨入りは12日前後と平年より2週間ほど遅いが、降水量は平年並みか多いと予想。雨により埋却現場では事故の危険性も増すため、作業スピードが落ちることも予想される。
 
 感染の拡大防止は家畜の殺処分と埋却が鍵を握る。県農政企画課によると7日現在、感染・感染疑いによる処分対象は18万1753頭で、83%の処分を完了。ワクチン接種後の処分頭数を含めると対象は27万2193頭に膨らみ、処分率は56%となる。処分は4月20日に始まり、5月以降は600人以上の態勢で臨み、最多で1日8506頭を処分。しかし、雨に見舞われた5月22、23日は566頭、322頭にとどまった。

 処分頭数は作業が難しい牛の数、埋却地や人手の確保状況などに左右されるが、同課は「一番の要因は天候」と説明。牛や豚を埋める深さ約5メートルの穴を重機で掘る際に地盤が緩み、事故の危険が増す。穴にたまる水はポンプで排水するが、中断を余儀なくされる場合もあるという。

 同気象台によると、九州南部は平年、5月29日に梅雨入りし約45日間続く。6月の1日当たりの降水量は1ミリ以上が15・1日、このうち10ミリ以上は9・6日に上る。今年の降水量は平年並みか多いと予想されている。

 埋却作業に当たる川南町の30代職員は「消毒用の石灰が水と混ざって熱を持つため炎症を起こす人もいるし、防護服にカッパを重ね着するので暑い上に動きにくく、作業効率は落ちてしまう。人命も大事にしつつ、作業も急がなければ」と語る。


「最適な人選」「良かった」 道休、江藤氏

 8日発足した菅内閣の農相に山田正彦副大臣が昇格したことに、口蹄疫の発生が続く児湯郡などを地盤とする道休誠一郎(民主、比例九州)、江藤拓(自民、宮崎2区)両衆院議員は「ベストな人選」「良かった」と評価した。

 道休氏は「口蹄疫に苦しむ宮崎にとって、現地対策本部長を務めていた副大臣を大臣としたのはベストな人選」と歓迎し、「山田氏が宮崎入りした後、人柄もあって現地の首長らから信頼もされた。民主が決して都市型の政党ではない、と理解されるのではないか」との見方を示した。

 また、江藤氏は「ことの経緯をしっかり知っている方が残ったのは良かった」との認識を示し、「赤松(広隆)前大臣は、まん延に関し最後に自身の責任を認めた。現地に入って対応した山田氏も国の責任を認め、さらに突っ込んだ対策を打ち出すかどうか見極めたい」と述べた。

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これから、湿度も気温も高くなって増々厳しくなる。

早急に…とは言うが、手伝うこともできず非常に歯痒い。

とにかく安全面に気をつけて…。

そして、山田氏が農水大臣に昇格したことについて。

江藤氏は、ひとまず最初から説明をする手間が省けたという本音もある?

「…現地に入って対応した山田氏も国の責任を認め、
さらに突っ込んだ対策を打ち出すかどうか見極めたい」

しっかり見極めて頂きたい。応援しております。

道休氏は…('A`) 一体何を見てきたのだ?

「民主が決して都市型の政党ではない、と理解されるのではないか」

この言葉が出るということは、口蹄疫を終息させることより

民主党の支持を回復させることに関心があるということでよろしいか?

やるべきことをしっかりやっていれば、

結果(支持率)は後からついてくると思うんですが。


九州だけで支持率調べたらどうなるかな?