新刊【重版出来】!!
1月23日発売の「キャッチコピーの極意」、重版出来 !
お手にとっていただいた方、お読みいただいた方、告知や投稿していただいた方、心より感謝いたします。
出版社の編集者様、営業ご担当の方、本当にありがとうございます。
仮に、どんなに本の中身が良かろうと、出版社様がチカラを入れ、書店様におススメしてくださらなければ本は売れません。
また、アマゾンレビューを書いて、読者の立場からご評価を投稿してくださる人がいなければ、背中を押されてご購入にいたる方もありません。
本書に関わったお一人おひとりの気持ちがあってこその増刷、いいえ重版出来であります。<(_ _)>
【重版出来】は、「じゅうはんしゅったい」と読みたいです。
というのも、少し前にTBSで「重版出来!」というタイトルのドラマがありまして(2016年4月~)、これがすごくおもしろいんですね。
出演俳優はもしかしたら地味なんですけれど、そのせいか視聴率はやや低調であったようなんですけれど(平均8.0%)、内容はとても良質。
新米編集者である主人公(黒木華)が、面白いマンガを届けよう、コミックをみんなに読んでもらおう、と奮闘するストーリーです。
脚本を書いている野木亜紀子さん(『逃げるは恥だが役に立つ』)は、きっと本当にマンガが好きで、出版に思い入れがある方に違いないと思います。
そうでなければ、ああいうエピソード展開もセリフも、書けるはずがないのです。
このドラマでは、コミックが重版出来になったとき、本当にみんなが喜ぶんです、編集者も、作者も。
より良いコンテンツを、一人でも多くの人に知ってもらいたい──。
そんな情熱につき動かされている人びとの、愛すべきお話なんですね。
それはそれは、幸福な物語。
本を出すことのできる人間は、どれほど恵まれているか。
重版しなければ申し訳ないのです。
出版社にとって、初版を出しただけでは利益は出ません。
二刷、三刷となってはじめてビジネスになります。
そうならなければ、企画会議で通して、編集に手間をかけて、印刷費を投資して、営業活動をして書店さんに頭を下げて回る意味はないんです。
重版出来したい……!!!!! だからこそ、強く強くそう願っていました。
正式発刊から5日目での重版。
よかったです。本当にありがたいことです。