駅徒歩1分・日当たり眺望抜群
不動産物件ではないのですが、新幹線の福山駅から徒歩1分のお城があります。
広島県の東端に位置する、福山城。
1603年に江戸幕府が開かれ、徳川家康の従兄弟であった水野忠勝が譜代大名として封じられたことにより、1619〜1622年に築城されました。
長州などの外様各藩の抑えとして置かれただけあって、戦乱の終息した当時には破格のスケールで築かれた城です(もちろん、日本100名城のうち)。
福山という地名も、このとき城主がネーミングしました。
ところが明治維新以降、総構えの周辺地が払い下げられていった結果、旧敷地内を新幹線が通ることに。
それでも歴史的価値は厳然と屹立しており、広島県中小企業団体中央会様にお呼びいただいたのをよい機会として“登城”を希望しておりました。
すると、行政から行政へのつてで、なんと福山城博物館の館長さんみずからご案内いただけるという幸運に恵まれたのです。
折しも、「武器・武具展」を開催の真っ最中。
城内は撮影禁止のため、写真は前後のみですが、どうかご一緒に感慨に浸っていただければ幸いです。
そして、いつの日か福山城にご登城されますようお勧めいたします。