キャッチコピーセミナーin和歌山
伝わらないキャッチコピーにはどんなタイプがあるのでしょうか。
今日は、陥りがちな3つの類型を挙げてみます。
ひとつは、「強い言葉不在型キャッチコピー」。
キャッチコピーに使うべき強い言葉には「オノマトペや数字、感情に触れるワード、方言など8パターンがあります。
なんといっても、印象に残るキャッチコピーに強い言葉は不可欠です。
普通の言葉は、すべて強い言葉に置き換える必要があるといえます。
たとえば「多くの人が、また買いたいといってくれます。」という普通の文では流されてしまいます。
これは次のように置き換えるとよいでしょう。
・多くの人→85%の人(具体的に数字化)
・また買いたい→リピーター(キーワード化)
・画数の多い大げさなワード、疑問形をプラス
◆改善後
「85%の人がリピーターになる秘密を知りたくありませんか?」
次は、「評論型キャッチコピー」。
キャッチコピーでは商品そのものを明解に定義することが期待されます。
ヘタな評論家のコメントのような、商品の1面をつるりとなでただけの1文は誰にも刺さりません。
だれが、いつ、どのように使い、どう役立つのか
きちんと定義するキャッチコピーを目指すべきなのです。
最後は「横並び型キャッチコピー」。
かつての金融機関の護送船団方式ではありませんが、独自の訴求を忘れ、業界横並びの主張をするという、もったいないキャッチコピーです。
業界や商品カテゴリー全体のメリットをいうだけでは、自社商品の差別化はできません。
全体の特長はボディコピーなどで押さえつつも、やはり独自のメリットをキャッチコピーにしなければならないのです。
ということも含めて学ぶ、キャッチコピーセミナーのお知らせです。
和歌山県商工会連合会様にて講師を務めさせていただきます。
日 時: 2015年1月29日(木)19:00~21:00
テーマ:「キャッチコピーでずば抜けろっ!」
場 所: 日高商工会 会議室
主 催: 和歌山県商工会連合会様