キャッチコピー、思考のポイント
キャッチコピーとは何を書けばよいのか、どんな思考のポイントがあるのか。
ひとつは「買う理由」です。お客様は買う理由がなければお財布を開らきません。
「なぜ、あなたの商品・サービスを買わなければならないのか?」に対して明解な答がなければ、ビジネス自体を再考する必要があるのかもしれません。
確固たる答があるなら、それをメッセージ化すればよいのです。
そして、買う理由のひとつともなりえるのが、物語です。
この商品が多くの人の手に渡るべきだ、と考えたのはなぜか?
このサービスが、こうした課題を抱える人には役に立つはずだ、と信じたきっかけは何か?
ただ単に「いい商品です」とつき放されても買いませんが、そうした背景を知れば「買う理由」が生まれてくるわけです。
またひとつには、ウリのポイントを見きわめること。
売り手が言いたいことと、買い手が聞きたいことはズレている(ことが多い)。
「ウチの商品のことは、さすがにわかっている」としながら、ウリの設定を間違っているケースはいくらでも挙げられます。
そしてひとつには、お客様の「?」に答えること。
たとえば「ブラック焼きそば(糸魚川市)って、なぜ黒くしたの?」という疑問。
これに「~するとおいしくなるので黒くしました」と理由を書けば、「なるほど!」となって注文したくなるのです。
商品のつくり手には当たり前のことでも、お客様には疑問に感じる点もあるものです。
わからないまま通り過ぎるお客様へ、問わず語りで伝えることがあるのではないかと再考してみてください。
ということも含めての、キャッチコピーセミナーのお知らせです。
精華町商工会様にて講師を務めさせていただきます。
日 時: 2015年1月28日(水)18:30~20:00
テーマ:「キャッチコピーでずば抜けろっ!」
場 所: 精華町商工会館
主 催: 精華町商工会様