パッケージデザインの新人
パッケージデザインに関して課題を抱えていらっしゃる会社さんは意外と多い。
そのため、パッケージデザインのセミナーもおこなっていますが、ハード面での情報も重要です。
ハード面とは、パッケージの材質や形状、印刷などの技術です。
パッケージづくりも製造業の現場ですので、つねに技術革新が進行しています。
その中には、自社の商品を詰めこむのに適したパッケージの新機軸があるかもしれません。
今日は、コンビニで買ってみた新しいパッケージについて書きます。
飲料の紙パックは、凸版印刷が独自技術(テトラパック)をもっているのですが、この形状は紙っぽくありませんよね、樹脂系に見えます。
しかし、おしりを見るとやはり紙パック。
環境性能の面からみても、リサイクルに強そうです。
そして、飲み口はキャップになっていますので、飲み残しがあってもきちんと締めればバッグに入れて持ち運ぶこともできます。
機能面ではなかなか優秀そうです。
とはいえ、新技術は、当初はどうしてもコストが高めになります。
つまり、こなれるまでは1個あたりの単価が気になるのです。
しかし、「これにぴったり」という商品と出会えれば、量産効果が出て、単価が下がる。
そうなると、中小企業にとっても導入できる段階がやってくるといえますね。