靴メーカー事例~解決編 | マーケティング・コンサルタント弓削徹

靴メーカー事例~解決編

下請けメーカーの新規事業 2

下請けメーカーはショップを持てるか のつづき。経緯は6月14日の記事をご参照ください。

提案のひとつは、高額所得者向けの完全オーダーメイドサービスの展開。しかし、これだとショップを持たないと採算がむずかしい。そこで、本丸はバリアフリーシューズへの特化です。

世に、何らかの障害を抱えて普通の靴では歩行、生活がむずかしいという人は少なからずいらっしゃいます。こうした人たちにフィットする靴を提供するビジネスです。ネットを介して必要な機能、形状を詰めていき、確認と納品では実際にお宅へお伺いします。

こうした事業はメディアで取り上げられやすく、広告をするまでもなく無料のパブリシティで認知を広げることが可能です。また、ビジネスをしながら、人助けもできる。提案の詳細は省くとして、将来は靴の、ではなくバリアフリーの周辺グッズへ展開していってもいいのです。

現在は、準備中ですが、インターネットからDM、通販(他の通販誌への掲載も含め)へとチャネルを広げていけばいいと考えています。 (この項終わり)