DMアイデア2 | マーケティング・コンサルタント弓削徹

DMアイデア2

DMに関するノウハウ、その2。

さて、中に封入するもの、チラシなどの作り方です。 当たり前のチラシをつくっても仕方がないですよね。かといって、見る人を不快にさせないことも重要。まず、インパクトのあるキャッチフレーズが欲しい。

ビジュアルの撮影などにはコスト的な制限がつきまといますが、自分で考えるコピーなら何を言ってもタダ。コピーの書き方は次の機会に譲りますが、常日頃、自社の商品について思いを巡らせていれば、決定的なアプローチが出てくることも期待できます。

接触した顧客の何気ない一言がコピーライティングのヒントになることも多い。マーケティングも、現場百回かも知れません。

ビジュアルについては、一度つくったら使い回しをすることです。ウェブでも、会社案内でも、パッケージでも使っていく。それだけ露出させれば覚えてもらえます。情報の送り手側はすぐに飽きてしまい、「別のシリーズを考えないと」と考えたりしますが、受け手側は飽きるほどは見てくれていない。

何度もお金をかけて新しいビジュアルをつくっても、しっかり認知される前に別の表現に変わってしまうのではもったいないでしょう。

全体のメッセージとしては、自社の技術力を語る、こだわりを語る、利用客に登場してもらい語ってもらう、難解な商品を絵解きでわかってもらう、お得なセールを語る、来店のインセンティブをつける、などなど何でもありです。

表現方法は各社の状況や必要性に応じてさまざまな可能性があるので、語り尽くせません。次は、DMのリストをつくる方法に絞ってお話ししたいと思います。