反応の高いDMアイデア | マーケティング・コンサルタント弓削徹

反応の高いDMアイデア

DMの反応率はひと口に3%とか、0.3%といいますが、これは平均でしかありません。

7%もあれば、0.02%もあるのが実態。では、どこで差がつくのでしょう。

商品やオファー(プレゼントなどのインセンティブ)に問題がなければ、コミュニケーション戦術を変えることでレスポンス率は格段に向上するはずです。

DMを構成する要素は、封筒、パンフレット、挨拶レター、オーダーフォームなどですね。封筒は送料がかさみ、未開封のまま捨てられるなど認知率が低くなりますが、情報量は多い。

一方、ハガキは情報量が少なく、内容が見えているため見て欲しい人に届く前に別の人に捨てられて到達率が低くなるが、送料が安く、数多く送れる。

その中間をいくのが、最近よく見る圧着式ハガキですね。(とはいえハガキの料金別納、後納表示の下半分すらPRスペースに使えます。)

封筒の場合、外からもわかるような“かさばる”プレゼントを同封すると、開封率、リターン率ともに高まります。

花の種や、ティーバッグなどの安~いものでよいのです。
反応が良くなるのは、どんなに安いものでもいただくと心苦しく感じる返報性の原理によるもの。

来場・来店時に景品と交換できるものや、ゲームに参加できるものにするのも方法です。例)現場でダーツをしてもらい景品が決まるなら、ダーツを入れてしまうなど。
または、固有の抽選ナンバーを大きく印刷してもいいでしょう。

宛名はできれば手書きがいいですね。透明封筒にしても目立ちます。

形状を全く変えてしまうのも効果があります。下駄だって宛名を書けば送れますから、デザイナーにアイデアを出してくれるよう相談してみてください。夏なら、うちわそのものを送ってしまってもいいのです。

肝心なDMの中身の作り方については、次の記事で!