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2016年阪神タイガースは今後どうして行くべきなのか?正捕手は原口?


2016年8月18日  ゲーム無し   50勝60敗3分けの5位


8月17日広島戦の惨敗で、60敗目となり二けた借金となった阪神。首位と16ゲームの現在、クライマックスシリーズへの進出はかろうじて可能性は残っていますが、来季へ向けた体制も考えなければならない時期です。


2016年阪神タイガース正捕手問題は選択を迫られる


2016年阪神の開幕スタメンマスクは、12年目の岡崎でした。もうベテランと言ってもいい年齢の33歳です。昨年の秋季キャンプからひたむきな練習で実力を示し、初めての開幕スタメンを勝ち取りました。その後も巧みなリードで投手陣をリード。メッセンジャーや能見が先発時には決まって岡崎が組んでいました。


そこに割って入ったのが、一度育成契約まで落ちるも、執念で這い上がった原口。コーチの背番号を背負って出場した試合から、一気に頭角を表し5月にはいきなり月間MVPを獲得するまでになりました。しかし原口が目立ったのは、その勝負強い打撃でした。しかし捕手とはやはりリードを含めた守りが大事。経験が少ない原口は守備面での課題が明らかになっていきます。中でも最も深刻なのは、弱肩による許盗塁の多さです。


原口を軸にするには、これらの弱点の克服が急務です。おそらく秋季キャンプ、原口はバットをもっていかなくてもいいでしょう。この原口を中心に正捕手へ育てるのか、別の選択を取るのか、首脳陣は選択を迫られます。


2016年阪神タイガースは新人の当たり年


新人の活用という意味では、今年の阪神はどのチームにも負けないかもしれません。特に2015年ドラフト指名の6人は素晴らしい。すでに4名が一軍デビューしており、1位の高山はレギュラークラス、5位の青柳はローテーションを守っています。2位の坂本も捕手として頭角を表してきており、6位の板山もいい味を出しています。


もちろんルーキー以外でも、かなり名前があがります。高山とともに開幕スタメンオーダーを勝ち取った横田。現在は、聖域だった遊撃手スタメンが多くなった北條に、右の期待の大砲候補の江越。さらに中谷や陽川など数多くの選手にチャンスが与えられました。


みな平等にチャンスを与えられ、壁にぶつかりましたが、これから先は自身の実力でレギュラーを勝ち取らなければなりません。であれば、ある程度は絞って経験を積ませなければなりません。今年でいえば、おそらく北條や江越はこれからもどんどん使われるでしょう。


数字の残せない阪神タイガースベテランの今後


新人や若手がハツラツと試合に出場しているということは、中堅、ベテランが活躍していないという悲しい実の裏返しでもあります。投手陣では、先発とセットアッパーがまったく一軍にあがってきません。岩田は、開幕前金本監督にレギュラーとして指名されながら、1勝も挙げていません。2年連続のタイトルホルダーだった福原も、4月中旬を最後にファームのまま。来季、マウンドで活躍する姿はみられるのでしょうか。