阪神は好調打線をいじったツケか?わずか1得点で連勝ストップ | hanshintoratoraのブログ

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阪神は好調打線をいじったツケか?わずか1得点で連勝ストップ


2016年7月29日  阪神1-3中日 41勝53敗3分けの5位(4位から転落)


今年初めて4連勝を飾って絶好調の阪神。打撃爆発の原口を外してまで、捕手にベテランの鶴岡を起用。まさに藤浪との相性が抜群の鶴岡ですから、何とか藤浪に勝利投手をというのが見えました。


藤浪いきなりの先制パンチが決勝点に


何しろ立ち上がりが課題の藤浪。簡単に連続三振で2死をとるもそこから悪い癖が出てしまいます。3番のエルナンデスにヒット、4番ビシエドは打ち取った当たりが内野安打となり、高校の先輩である平田を迎えます。初球、そして2球目と153キロのストレートを投じた藤浪でしたが、先輩に手痛い一発を食らいます。浜風をうまく利用したレフトスタンドへの3ランでいきなり3点のビハインド。復帰した高橋は三振に打ち取ります。取ったアウトはすべて三振、しかしアーチを浴びて失点というまさに藤浪らしい立ち上がりになってしまいました。


中日の先発は、伊藤準規。キャリア4勝ですがそのうち3勝を阪神から上げています。しかし2012年以来白星がない投手だけに、次の1点をどちらが取るかで大きく変わってきます。初回に四球のランナーを出した阪神でしたが、江越が併殺打で無得点。


5回、ようやく阪神が初ヒット。ベテランの福留が先頭で放ちました。2死から北條が四球でつなぎ一二塁とすると金本監督が動きます。ベンチスタートだった原口を代打に起用。最高の切り札を5回で使いました。しかし原口は四球を選び満塁となりますが、巡り合わせが悪く打者は藤浪。藤浪も手が出ることなく、見逃し三振でチャンスが潰えました。原口はそのまま捕手に入りましたが、ここで変えるくらいならなぜ鶴岡を起用したのか、ちょっと解せない起用でした。


7回先頭の平田の当たりをサード新井がエラーで無死2塁。ここは踏ん張りどころの藤浪。高橋、そして堂上と三振でランナーをくぎ付け。松井も三振に取るも、パスボール振り逃げで一三塁。直前のサイン交換がスムーズにいっていなかったので、ちょっと心配していました。ここでとっておきの代打・森野でしたがストレートの四球。めちゃくちゃ球は走っており、ヒットを1本も打たれていないにもかかわらず塁がすべて埋まって、前の打席でヒットを打っている1番大島。ストレート3球で追い込むと、最後は変化球。これで13奪三振。初回以外はほぼ完ぺきなピッチングでした。


7回表、新井が先頭でヒット。結果論になるが、次が原口の打順だけに、送りバントという選択肢はなかったのか。北條はフライでランナー送れず。原口そして藤浪の代打鳥谷も倒れて無得点。藤浪の5勝目は今日も実現しませんでした。


阪神タイガース7回以降すべて無死一塁もチャンス生かせず


この日の攻撃は連敗中の悪い流れが見え隠れしました。7回8回9回とすべて先頭打者がヒットで出塁するも、何の策もなく凡退の繰り返し。バントしろとは言いませんが、エンドランや足を使うことなど何か見せてほしかった。また、前日までの好調打線からポイントゲッターの原口を外したのは疑問が残るところです。