阪神タイガース対広島8連敗に | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース対広島8連敗に


2016年7月22日  広島4-2阪神  37勝51敗3分けの6位


これまでコテンパンにやられている広島戦。少しでも意地を見せたい阪神でしたが、いとも簡単に敗戦。得点差は2点でしたが、相当な差を感じさせられた試合でした。


これで何度目だろう阪神タイガース藤浪の崩れ具合


藤浪先発時の広島おなじみのラインナップ。新井が外れ、松山そして阿部がスタメンに入ります。初回の藤浪は8球で広島打線を料理。今日こそは大丈夫かと思った矢先の2回。先頭のルナにヒットを許すと、次打者の三振の際に盗塁で得点圏にランナーが進みます。ここで神ってる鈴木があっさりとタイムリーを放ち早くも先制を許します。


盗塁の間のエラーも絡んで鈴木が3塁に進むと、阿部にもタイムリー。打たれると止まらない、いつもの藤浪の顔がのぞきます。続く3回もまたしてもルナに突破口を開かれます。ライトへ長打を放つと、外野陣のスキをついてサードを陥れ、続く松山のタイムリーで早くも3点。あまりにも簡単すぎる。いったい何なのか。淡々と打たれている藤浪―梅野のバッテリー


4回に阪神が1点を返します。味方が得点を取ってくれた次のイニングは、すんなり終わりたい藤浪。しかも8番からの下位打線。石原を三振にとるも、9番の野村に7球粘られて四球。何とか後続は絶ったもののリズムが阪神に来ない。リズムを呼び込む投球ができるのもエースの条件です。


1-3と2点のビハインド。こういう試合は次の1点を先にとったほうが流れをつかむことが多いです。そしてその1点をとったのはやはり広島でした。5回裏、1死からルナに今日3本目のヒットを打たれて出塁。さらにルナに今日二度目の盗塁を許すというバッテリー。


先ほどタイムリーの松山を抑えるも鈴木に四球、そして阿部にもヒットを打たれて満塁のピンチ。バッターはリードには定評はあるも、バッティングはそれほどでもない石原。ところが、藤浪は何と押し出しの四球。自身への怒りを表現した藤浪でしたが、ファンは白けてしまいました。


広島の終盤は鉄壁のリレーで横綱相撲を展開


広島は6回88球で先発の野村を降板させます。リリーフ陣への信頼感が違います。ここからは勝利の継投。ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎の防御率1点台トリオの登場です。ヘーゲンズは失点しましたが、2点差のままクローザーへつなぎました。


9回表の中崎のピッチングは鬼気迫るものがありました。先頭の鳥谷が今日2本目のヒットで出塁。そのヒットは中崎に当たってのもの。一度ベンチに下がるもマウンドは譲らない首位チームのクローザー。気迫のピッチングで上本、大和を連続三振。西岡の代役はこの二人にやってもらわなければならないのですが、何ともふがいない。


最後の打者となった狩野も見逃しの三振。難と圧巻の三者連続三振でジエンド。王者の戦い方をまざまざと見せつけられました。明日は満を持して黒田が登場。もはや引き立て役しかできないのだろうか。広島戦防御率が良い左腕・岩崎に期待するしかない。