阪神のクローザーは誰がふさわしいのか | hanshintoratoraのブログ

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阪神のクローザーは誰がふさわしいのか


2016年5月23日 ゲーム無し 22勝22敗3分けの4位


クローザー安藤という手は無いだろうか? 先発投手に勝利がつかない悪循環が続いています。5月23日現在で、5月の勝敗は、8勝8敗1分けです。このうち先発投手に勝ちがついたのは4日と18日の横山、5日メッセンジャー、6日岩貞の4回と半分だけ。


リリーフに勝ちがつくというのは、あまりいい状況とは言えません。先発の勝ちを消してしまっていることが多いからです。 リリーフ、中でも勝利の方程式が決まらない阪神。ファンにとってはうれしいことだが、藤川に頼っている状況では心もとないです。


開幕前の構想は、8回福原、9回マテオ、その前は打者の関係で右の安藤と左の高橋を駆使してしのぐという形でした。ところが福原は不調により、早々に離脱。しかしその穴を埋めるべくドリスが台頭。ここまではうれしい誤算でした。


しかしマテオがセ・リーグ打者に慣れてしまったのか、失敗が続きます。仕方なく9回をドリスに任せると勝手が違うのか、普段のピッチングができません。 そんな状況に、先発失格の烙印を押され、中継ぎをこなしていた藤川が一時クローザーに復活。さらに翌日には禁じ手と思われる連投で登板するスクランブル。


それでもやはり落ち着かない。挙句の果てには、防御率1点台を続けていた左腕高橋が失点をしてしまいます。 一人忘れてやいませんか、安藤優也を。開幕こそ出遅れましたが、現在15試合に登板して、無失点の防御率0.00。中日田島が開幕から27試合連続無失点記録を樹立しているから、目立っていませんが、安藤の成績も立派です。 ここはベテランに頼ってもいいのではないだろうか。


一時的な措置ながらクローザー安藤という選択肢。確かに剛速球で三振を取るタイプではありません。しかし四球で崩れるタイプでもないですし(ここまで12回1/3を投げて1四球)、安藤には経験という強い武器があります。ポーカーフェイスで、打者によって組み立てを変え、淡々と抑えています。39歳という年齢ながら、それを全く感じさせない安定感は見逃せないと思います。


2016年まもな始まる交流戦


昨年もパ・リーグにコテンパンにやられた交流戦が始まろうとしています。11年間で、セ・リーグが勝ち越したのは、2009年の一度のみという状況です。2015年は阪神だけが2個の勝ち越しを作りましたが、その他5球団は広島の5割を除いて借金を背負いました。


今年も混セが続いており、交流戦の戦い方がペナントに直結するといっても過言ではありません。 6連戦となる日程が多く、先発投手が豊富なチームがやはり有利と言われています。その筆頭は、現在セ・リーグ5位のDeNAです。全体の防御率もリーグトップで、先発も7枚(井納、山口、今永、石田、砂田、モスコーソ、久保)いるのは強みです。


それに続くのがおそらく阪神でしょう。メッセンジャー、藤波、岩貞、能見、横山、岩崎と6枚の名前が上がります。日程的にも、楽天、西武と調子の悪いチームとの対戦から始まりますので、ここで勢いをつけてほしいです。