ドラ1高山の出現で、レギュラー外野手争いがさらに熾烈に!
阪神の外野手争いが激しくなっています。埋まっているポジションは
金本監督が公言しているライト福留のみ。
残り二つをたくさんの若手で争い、もしも内野手争いに敗れると
西岡まで参戦しようかと言う勢いである。
将来の阪神を考えて二人の若手にスポットをあててみました。
侍JAPAN小久保監督も注目する江越大賀
江越は、昨年新人ながらキャンプでアピールを続け、開幕一軍の
切符を勝ち取りました。その後は、一軍と二軍を行き来しながらも、
56試合の一軍試合出場に5ホーマーを放ち、長打力を見せてくれました。
強肩・走力が自慢の守備でも持ち味を発揮し、2年目の今シーズンでは
さらなる飛躍を期待されています。背番号25は、江越が入団するまでは
大学の先輩でもあった新井貴浩選手が付けていました。
新井に続く右の大砲に育ってくれるかファンとしても見ものですが、
侍JAPANの小久保監督も熱い視線を送っています。
やはり期待はその長打力で、まずは阪神でのレギュラー奪取を
提示されたようです。おそらく6番7番あたりになるとは思いますが、
あの長打力は相手ピッチャーにとっては嫌なものです。こ
のまま好調を持続できるか、見守りましょう。
安芸から、強烈な挑戦状を放つ高山俊
昨年のドラフト1位高山選手は、遠い高知安芸の二軍キャンプで、
話題を独占しています。怪我さえなければ、おそらく一軍スタート
であったであろう大器の片りんを見せつけ、フリー打撃で柵越えを連発しています。
もちろん単なるフリー打撃であって、実戦形式ではありません。
それでもホームランを打てるのは、やはり素質です。
それを特別な目で見る人がここにもいました。今年から二軍監督に就任して、
27年ぶりに縦じまのユニフォームに袖を通した掛布氏です。
自身が獲得してから日本人では出ていないホームラン王のタイトルを
とれる潜在能力を持った選手ではないかと。もはや時間の問題となった
高山選手の一軍合流までに、何か一つでも極意を伝承してほしいものです。
もちろんシーズンが始まると、怪我や不振があるかもしれません。
もしかしたら絶対的なレギュラーの福留に代わって二人がスタメンに
なっている時期が来るかもしれません。
この切磋琢磨がチーム力アップにつながるはずです。
この二人がセンター、レフトで常にスタメン出場するように
なれば、阪神タイガースにとって大きな戦力になる事は
間違いないでしょう。