3月順位仮説 | Perfect マンツーマン指導 阪神個別学習院 谷六校ブログ

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5皆さんこんにちは!スタッフのハヤシです。

気温もすっかり低くなってきて、もう秋ですね。紅葉の季節です。


さて夏休みも終わり秋から冬へと続いていくこの季節だからこそ今回はひとつ話をしたいと思います。

いわゆる


3月順位そのままゴールインの仮説です!


相変わらずネーミングセンスが欠片もありませんが・・・

自身の経験や今まで見てきたことから導いた仮説です。


どういうことか説明しましょう。

これはいわゆる大学受験においての話なのですが。。


入試というのは基本的に相対順位によって決まります。

全受験生を学力順に並べ、基本的にはその上から順番に行きたい大学が選べる、、

結果的に上から東大、京大というように入試を潜り抜けていきます。


そして、その相対順位は

入試前年の3月からは大きくは変わらない、、、


これが3月順位そのままゴールインの理論。。。


名前のダサさも驚異的ですが、実はなかなか恐ろしい仮説です。


なぜかと言いますと、基本的にどんな受験生も受験の年になると勉強し始めるからです。

4月になって周りが受験受験言ってる中でも勉強を始めないようなのはすでに受験生でもないです。

いわゆる一般的な受験生は3年の4月になると多かれ少なかれ勉強を始めるわけです。

するとどうなるか。


長距離走を思い浮かべてください。

回りもみんな頑張って走ってるわけです。


簡単に追い抜けますか?


周りも努力しているけど自分が努力したら周りを抜けるくらい学力が伸びると思うのですか?

あるいは周りよりも明らかに勉強量をこなし、一気にごぼう抜きをできると思うのですか?


そういう傲慢、無根拠な自信は受験勉強において最も危険です。


一言で言うと、無理です。

みんなそう思って必死でやるんですから。

自分のスペックに過剰評価するのはよくありません。


ではさっきの長距離走の例でどうすればいいのか?

簡単です。

周りが走り出す前に抜いていってしまえばいいんです。

相手も必死で走ってたらもちろん追い抜くのは大変ですが、相手がまだスタートしてなかったらどうですか?

それこそ簡単に抜いていけます。

ごぼう抜きです。

これが長距離走ならこれはフライングです。

が、受験勉強にフライングなんかありません。


実際のところ、入試前年の3月。2年の3月の時点でついた差はもうほとんど変わりません。

いや、正確にいうと上には上がりません。よく頑張って現状維持から1~2ランク上が限界でしょう。

下がるのは幾らでも下がります。


ということは、3月までに全受験生のなかでの相対順位を上げること、

つまり2年の今頃から勉強を始めることがいかに大事かということが分かるかと思います。


今の時期に書いたのは今から始めるか3年になってから始めるかでは物凄い差が出るからです。


高校2年生本人はもちろん、2年生のお子さんを持つ保護者のみなさまにも意識しておいてほしいと思います。


最近高2生の授業でよく話す内容を今日は書いてみました。


ではでは。。