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青森県六ヶ所村核燃料再処理工場①

僕はBOOMERANG NETというNGOの事務局をやっています。

以前、あるメールマガジンに書いた青森県六ヶ所村にある再処理工場

についての記事を少し加筆して掲載します。

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青森県の六ヶ所村は壮大な自然に囲まれた地域だ。

今、この小さな村が注目されていることをご存知であろうか。

それは、六ヶ所村が日本の原子力政策の拠点となっているからである。


「今」注目されていると言ってしまっては語弊があるかもしれない。

再処理工場の計画は30年ほども前から計画されているものであり、

当時は泊漁協の漁民や住民が猛烈な反対運動を展開していたが、

年月が経過する中、その反対運動は少しずつ小さくなっていった。


しかし、青森県六ヶ所村の再処理工場が、2006年3月31日に

「アクティブ試験(試運転)」という形で稼動を開始した結果、

再処理工場への反対の声が全国各地から聞こえてくるようになった。

本格操業の開始は2007年7月と計画されている。


再処理工場の建設、運営、廃棄費用すべて含めて総費用は18.8兆円。
現在は「アクティブ試験」と言われているが、実際は使用済み核燃料を再
処理し、放射性物質も放出されるので、事実上の稼動開始と言える。
再処理とは原子力発電所から排出される使用済み核燃料を再び処理し、

燃え残りのウランとプルトニウムを回収することである。

日本は使用済み核燃料を再処理し、回収されたプルトニウムをウランと混ぜた

「MOX燃料」に加工して、原子力発電所で利用する政策を取っています。

これは、プルサーマル計画と呼んでいる。


国や電力会社はこの計画を「リサイクル」と言っているが、
使用済み核燃料から取り出すことができ、利用できるプルトニウムはわずか
「1%」程度で、残りの「99%」が燃料に使用できないゴミである。

プルトニウムを燃料として利用する過程でも核のゴミは排出され、最終的に
は再処理工場やその関連施設全てが巨大な核のゴミとなる。

これが果たして「リサイクル」と言えるのだろうか。


つづく・・・




映画『みえない雲』特別試写会ご案内

■以下、転送歓迎

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■■■        今冬公開予定
■■■       映画『みえない雲』
■■■     無料特別試写会のお知らせ
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今冬公開予定の映画、『みえない雲』。
http://www.cqn.co.jp/movies/index.html#mienaikumo
今回、公開に先駆けて明治学院大学で特別試写会を開催します。
どなたでも無料でご参加いただけます。この機会をお見逃しなく。

■概要
日時:2006年11月25日(土) 18:00 開場  18:30 開演
会場:明治学院大学白金校舎パレットゾーン白金アートホール
    (アクセス) 
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
料金:無料
定員:200名

主催:明治学院大学学生有志  協賛:シネカノン
協力:フリーペーパー『UNITED VOICES』
後援:明治学院大学国際平和研究所

■   映画『みえない雲』無料特別試写会@25.Nov ゲスト   ■
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この映画のコンセプトにふさわしいゲストをお迎えすることができる
ことになりました。
今回は、ゲストによるトークも予定しています。

■本橋成一さん
>写真家・映画監督。
チェルノブイリ原発事故で被害に会ったベラルーシを舞台に撮影した
映画『ナージャの村』『アレクセイと泉』監督。
http://www.ne.jp/asahi/polepole/times/

■西尾漠さん
>原子力資料情報室共同代表。
http://cnic.jp/
『はんげんぱつ新聞』編集長。
http://www.hangenpatsu.net/
30年以上にわたって、日本の原子力政策と開発をウオッチしている。

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■映画概要
『みえない雲』~DIE WOLKE~

チェルノブイリから20年。その悲劇は忘れ去られたのか? 
その危険はぬぐい去られたのか?1986年4月26日、世界の原発史上
最悪の事態となったチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故。あれから
間もなく20年となる今年の3月16日に、1本の映画がドイツで公開された。
『みえない雲』は、あるドイツの地方で原発事故が起こり、その街は
パニックに陥り何の罪もない市民達がその渦に巻き込まれる、というドラマだ。
実際に17の稼働中の原発を有するドイツでは、この物語は絵空事ではなく
身近に起こりうるリアリティを持ち、数ある娯楽大作の中で第6位の
興行成績を収め、その評判と衝撃が瞬く間にドイツ中に広がっていった。
そしてドイツの約3倍の原発を持ち、長崎、広島の経験を通じてその放射能
の恐ろしさを知る日本でも、この作品は“今そこにある恐怖”として多くの人に
強い衝撃を与えるだろう。

2006年/ドイツ/107分/カラー/1:1.66/原題:DIE WOLKE(雲)
監督:グレゴール・シュニッツラー(長編初監督)
プロデューサー:マルクス・ツィマー
脚本:マルコ・クロイツペイントナー
原作:グードルン・パウゼヴァング「見えない雲」(小学館刊)
出演:ポーラ・カレンバーグ、フランツ・ディンダ、リッチー・ミュラー


■ご注意
※上映は都合によりDVDで行います。
※会場は大学施設のため、音響などに多少の問題があります。
※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
※お申し込みは、氏名をご明記の上、以下のアドレスにメールをお寄せください。

■お申し込み・お問い合わせ
info@boomerang-net.org (担当:小口)

※会場となる明治学院大学その他へのお問合せは一切ご遠慮下さい。


持続可能な社会とLOSNAS

このブログのタイトルにもなっていて、最近密かに流行らせようとしている「LOSNAS(ロスナス)」という言葉を紹介します。LOSNASとはLifework Of Sustainability for the North And Southの略で、南と北の連帯のために、持続可能性を実現するライフワークを意味します。

僕は大学院で、国内に焦点を当てて農業・食料問題を研究していますが、そのキーワードは「持続可能性」です。「農」で言えば、「有機農業」「環境保全型農業」が、また「エネルギー」に関して言えば、原子力推進から「自然エネルギー」にシフトしていくことこそ「持続可能な社会」を構築する第一歩です。

「持続可能な社会」と口で言うことは簡単ですが、それに内実を与えることこそが持続不可能な現代社会において求められていることではないでしょうか。その土台となるのが「地域社会」です。地域社会レベルでエネルギー、食料の自給をし、人々がほどほどまでに満足して生活できる社会が持続可能な社会だと思います。これは南北問題の観点から見ても「北」が規模縮小するという点で懸命な選択でしょう。


信州南小谷訪問

11月9日、10日の1泊2日で僕の地元長野県は南小谷の真木にある信州共働学舎 を訪問しました。10月中旬に行なわれた共働学舎の収穫祭において、僕が関わっている農村青年塾も今年は参加させていただいき、お手伝いをしたというつながりがあります。


共働学舎は心身にハンディのある方々が共に学び、生活をしています。長野の他に新潟と北海道にもあり、中でも真木共働学舎がその原点であり、最も精神を受け継いでいるところです。


南小谷から真木までは車道がありません。徒歩・・・というか山登りです。南小谷駅に着くと、しょいこに茅を4束付けて、約1時間30分の登山。2つの峠を越えて、到着しました。天気も良く、途中紅葉がとてもきれいだったので、それに癒されながらも、重い荷物を背負っているので、内心、辿り着けるかどうか不安だらけで、顔真っ赤にして必死でした。

標高は900m。真木の方々は堆肥や茅など生活に必要なものはこの道を登り降りして運ぶそうです。40キロのプロパンガスも。雪の積もった冬の日は3~4時間かけて登ると言います。

厳しい環境ながらも、茅葺を直したり、薪運び、堆肥運び、畑仕事などなど10名ほどの人たちがもくもくと働いています。不便だらけの生活ですが、そこには人間らしさがあります。たくましいです。かっこいいです。感動です。



そう感じるということは、僕たちの生活はあまりにも便利すぎて身体を動かしていないということです。特に都市生活においてです。コンビニに行けば何でも手に入るし、インターネットを駆使すれば外へ一歩も出なくても生活ができます。しかし、そこには人間らしさがありません。身体感覚がないとでもいいましょうか。身体感覚の重要性を訴えたガンジーの思想、行動が便利すぎて、身体、自然環境、生態系の不安を引き起こしている今の時代だからこそ、ずっしりと重く感じられます。



先ほど、真木での生活を不便だらけと言いましたが、不便だからこそと言い換えたほうがいいかもしれません。不便だからこそ人間らしさがあります。定年帰農、非農家出身の新規就農者(Iターン)、援農、家庭菜園などなど、都市生活者の中でも、「LOHASな生活」「農的暮らし」を求める人たちが増えています。そういう人たちは人間らしさ=不便な生活を求めているのでしょう。


また、茅葺屋根の家、その背後には紅葉に包まれた山々、雪の積もった北アルプス。そして、太陽が昇る時と沈む時でその景観はガラリと変わります。1日見ていても飽きません。本当に絶景です。ヨーロッパでは景観維持という側面から農村に価値を見出しています。日本でも景観維持がようやく言われ始めていますが、その動きはまだまだヨーロッパには劣ります。



南小谷


翌朝は朝5時30分に起床し、堆肥を畑に運び、薪を積んで運びました。


朝太陽が出ると同時に起きて、日が沈むと仕事を終えて夜ご飯。時計要らずの生活を久々に堪能しました。

ゲスト決定!!

11月11日(土)『麦の穂をゆらす風』@明治学院大学のゲストが決定。

ゲストには、イラク戦争のドキュメンタリー『Little Birds』監督の綿井健陽さん、青森県六ヶ所村の再処理工場をテーマにしたドキュメンタリー『六ヶ所村ラプソディー』や、原爆・イラクの劣化ウランなど「核」をテーマにしたドキュメンタリー『ヒバクシャ』監督の鎌仲ひとみさんをお迎えします。

■以下、転送歓迎

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■■■ 2006年カンヌ映画祭パルムドール受賞作品
■■■       『麦の穂をゆらす風』
■■■      特別試写会のお知らせ
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11月18日に公開が決定した映画、『麦の穂をゆらす風』。
http://www.muginoho.jp/
今回、公開に先駆けて明治学院大学で特別試写会を開催します。
どなたでも無料でご参加いただけます。この機会をお見逃しなく。

■概要
日時:2006年11月11日(土) 18:00 開場  18:30 開演
会場:明治学院大学白金キャンパス 3201教室
    (アクセス)
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
料金:無料
定員:500名

主催:明治学院大学学生有志  協賛:シネカノン
協力:フリーペーパー『UNITED VOICES』
後援:明治学院大学国際平和研究所

■ 映画『麦の穂をゆらす風』無料特別試写会@11.Nov ゲスト ■
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監督のケン・ローチは、現在のイラクやパレスチナを想定して、
『麦の穂をゆらす風』を制作したと発言しています。
この映画のコンセプトにふさわしいゲストをお迎えすることができる
ことになりました。
今回は、ゲストによるトークセッションも予定しています。

■綿井健陽さん
>イラク戦争をテーマにしたドキュメンタリー『Little Birds ~イラク
戦火の家族たち~』監督。 
http://www.littlebirds.net/
>ブログ 
http://blog.so-net.ne.jp/watai/

■鎌仲ひとみさん
>青森県六ヶ所村の再処理工場をテーマにしたドキュメンタリー
『六ヶ所村ラプソディー』
http://www.rokkasho-rhapsody.com/、
原爆・イラクの劣化ウランなど、「核」をテーマにしたドキュメンタリー、
『ヒバクシャ』
http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha/  監督。
 
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■映画概要
『麦の穂をゆらす風』~The Wind That Shakes The Barley~

1920年、アイルランド。英国による支配からの独立を求め、若者
たちが冷酷な英国軍に立ち向かうために義勇軍を結成する。
ダミアンもまた医者としての将来を捨て、兄テディと共に過酷な
戦いに身を投じていく。彼らの激しいゲリラ戦は英国軍を苦しめ、
ついに彼らは独立を手にし和平条約にこぎつける。しかしやっと
訪れた平和もつかの間、条約の内容をめぐる支持派と反対派の
分裂はやがて内戦へと発展する。それは共に戦ってきた同志たち
が互いを敵に回すさらなる流血の戦いを意味していた。
そして戦いはダミアンとテディの兄弟の絆にも暗い影を落としていく…。
 
これまで少年や社会の底辺に生きる人々の心の叫びや自由のために
闘う人々の尊厳を見つめ、過酷な現実とそれでもそこにある希望を
描いてきたイギリスが誇る至宝ケン・ローチ。そしてローチが
「パルムドール受賞の大きな要員は彼の迫真の演技だ」と絶賛する
キリアン・マーフィーは『28日後』『バットマン ビギンズ』など
で注目を集め、『プルートで朝食を』の主役として妖艶な女装で
度肝を抜き、本作では一つの目的に向かって戦い続ける意志の強い
骨太な男を演じ切る。世界の名匠と期待の新星そしてローチ組とも
言える熟練のスタッフたちが手を携えた本作は、ケン・ローチの
集大成にして最高傑作だ!
 
監督:ケン・ローチ 脚本:ポール・ラヴァティー 音楽:ジョージ・フェントン
出演:キリアン・マーフィー、パドレイク・デラニー、リーアム・カニンガム
プロデューサー:レベッカ・オブライエン
 
■ご注意
※上映は都合によりDVDで行います。
※会場は大学施設のため、音響など多少の問題があります。
※当日参加も可能ですが、事前申し込みされた方を優先させていただきます。
※お申し込みは、氏名をご明記の上、以下のメールアドレスにメールをお寄せください。
 
■『麦の穂をゆらす風』公式サイト
http://www.muginoho.jp/

■お申し込み・お問い合わせ
info@boomerang-net.org (担当:小口)

※会場となる明治学院大学その他へのお問合せは一切ご遠慮下さい。