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 「盗っ人猛々しい」とは、よく言ったもので、大概「盗人」ってのは、「知らん顔」をきめこんで「図々しい」のが相場(じゃなきゃ、即お縄頂戴になってしまう)…それに時折、盗まれた被害者より、「猛々しい」ほどに勢いがあったりするものだから、「ひょっとして悪いのはこちらかしら」と妙に説得されちまったりする。
 事に及ばされたのが「金品」ならまだしも、盗まれたのが「作品」だったり「手法やノウハウ」だった日には、いかんともし難い…。
 そんな輩は、なぜかやたら堂々と、「作品」や「ノウハウ」を世間に売り込むのがうまいもので、それを、そのまんま売り込むなんてことは勿論しない。ちぐはぐではあるが巧妙な加工を施したり、表題を変えたりと、大抵はバレないように悪知恵を働かせる。
 被害者が、いくら声を大にして叫ぼうが、時を失した「後の祭り」。…とは言いながら、「盗っ人作品」に「悪評」が下されたりすると、オリジナルな作品までが「どうせそんなものだ」とあおりを食らってしまったりするから、ちょっと辛い。
 いつか、「正直者は馬鹿をみる」は、ほぼ当たり前だと書いたことがあるけれど、この場合の被害者も、大概は「正直者のお馬鹿なお人好し」で、「盗人に追銭」とか「盗人にかぎを預け」たりも日常茶飯事だから余計困る…。
 「盗っ人にも仁義」ありと信じていても、このせちがらい世の中、聞こえてくるものは、せいぜいが「盗人にも三分の理」風の理屈ぐらいで、司法の手に預け、今どき「大岡裁き」を期待するなんてのも面倒だし、いやはやトホホの体というほかない。
 …などとしょもないことを書き連ねているけれど、現実のとこ、あるんです、こんな話…私の身近の、とある業界に起こっていることなんですが、明らかに盗んで加工した似非「手法・ノウハウ」を、回りに「金と色」をばらまきながら売り込んで、これまた、それに「乗せられた連中」が、こぞって応援団をなし、大手ふって歩いている光景が…。
 「悪貨は良貨を駆逐する」なんてことが、まかり通っては世も末。まっとうな者たちが、あおり食らって共倒れさせられるのだけは、ご勘弁を願いたい。 

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