明日は、勤務していた外資系企業のお仕事の最終日ですが、退職を目前に感じるのは、
本当にここで色々な体験をしてきたけれど、振り返ると今はもう感謝しかないという事です。
色々なチャレンジの機会を与えて頂きました。
苦手な事も少し克服するチャンスを頂きました。
私が在籍した期間は、ちょうど会社が激変のさなかでしたので、沢山の方を迎え、見送り、それぞれの貴重なターニングポイントに立ち会う事で、改めて私自身、考えさせられるものがありました。
様々な国籍の方達と関わり、時に対立しながらも、それぞれの国が抱えている問題について共に考えシェアしたり、ナショナリティを超えて互いを認め合ったり、全く異なる文化や背景でも確かに共通する人間性、思いやり、愛を垣間見る事が出来ました。
体調を崩したり、人間関係に悩んだり、次々やってくる問題を体験していく中で、自分自身の「頑張らないとダメ!!」「忍耐」「もっと自分に出来る事があるから向き合わないと」
という、自分に厳しく接してしまう修行癖が残っていた事にも改めて気付く事が出来ました。
今年に入って、今の会社という舞台で繰り広げられたお芝居の幕が下りていく感覚が確かにあったものの、最後のところでなかなか下ろせていなかったんです。
もう既に、ここでの学びは終えようとしているのに、目の前の現実に向き合い過ぎた事で、「ここでの修行はもう終りだよ」という内なる声をどこかスルーし、修行を続けてしまっていました。
でも、全てそれでOKなんです。
そういう過程を経たからこそ改めて気付かされる事が、沢山あるから。
心や体で体験し、味わったからこそ確信できる事も、沢山あるから。
プロセスにおいて、無駄な事なんて本当はなかったのだから。
だから1つの大きな体験を終え、次に進もうとする時には感謝しかないのかもしれません。
一つの幕を下ろし、新しい自分にまた生まれ変わっていくようなキラキラした気持しか、今はないのです。
だから、この会社で体験させて頂いた事も、多くの人達との出会いを通して新たに学べた事にも、頑張ってこれた自分自身にも、、
全ては感謝と共に